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カタールサッカー協会技術委員長が第94回全国高校サッカー選手権大会準決勝、決勝を視察
2016年01月15日
1月8日から12日までの5日間、カタールサッカー協会技術委員長のFahad Thani AL ZARRA氏が来日し、第94回全国高校サッカー選手権大会の準決勝及び決勝を視察しました。
AL ZARRA氏は、1月9日の準決勝及び11日の決勝の観戦前に、高校サッカーに長年携わられてきた東京都サッカー協会会長の上野二三一氏、全国高等学校体育連盟サッカー専門部長の横田智雄氏、また日本サッカー協会理事で暁星高校サッカー部監督の林義規氏より、高校サッカー選手権大会の概要、歴史、運営体制や2種(U-18年代)の各種大会について説明を受けました。AL ZARRA氏は、大会の長い歴史や全国高校サッカー選手権大会の出場校数の多さに驚いていました。
準決勝後には、この大会で優勝を果たした、東福岡サッカー部部長とミーティングを行い、いかにして280名以上の部員を集め、この大所帯を管理しているかなど熱心に話を聞いていました。
また、滞在最終日は山口隆文JFA技術委員長(育成担当)と面会し、日本のユース育成方針や指導者養成制度について説明を受けました。
コメント
Fahad Thani AL ZARRA 氏(カタールサッカー協会技術委員長)
この度は全国高校サッカー選手権大会の視察や日本のユース育成関係者とのミーティングの場を提供していただき、誠にありがとうございました。準決勝、決勝に出場した選手の技術が非常に高く、驚きました。ユース年代の試合にも関わらず、多くの観客がスタジアムに足を運んでいることから、長い歴史を持つ本大会が日本サッカー界にとって非常に重要な大会であると感じました。また日本のユースサッカー関係者とのミーティングでは、非常に有益な情報を得ることができました。今回の視察で得た知識や経験を活かしてカタールのユースサッカーの発展に貢献したいと思っています。JFAの素晴らしいホスピタリティに感謝いたします。