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スポーツ・フォー・トゥモロープログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流 出場チームがスリランカで公式練習と大会レセプションを行う
2017年03月11日
日本政府が主導する国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」プログラムの一環として、南アジア・日本 U-16サッカー交流を3月11日(土)から14日(火)、スリランカのコロンボにて開催します。本交流プログラムには、スリランカ、ネパール、ブータンのU-16代表とU-15日本代表が出場し、国際交流試合が行われます。
スリランカに到着した各国代表は10日(金)、試合会場のRacecourse Groundで公式練習に臨みました。その後、マッチコーディネーションミーティングと記者会見がスリランカサッカー連盟の事務所にて開催され、各国の代表者が出席しました。スリランカ、ネパール、ブータンの代表チーム団には、日本サッカー協会(JFA)が派遣しているJFA公認指導者がおり、各国の日本人指導者がこの場に集結しました。
大会レセプションではU-16ブータン代表が、ゆずの「栄光の架橋」を日本語で合唱し、会場は大いに盛り上がりました。
大会初日の11日(土)は、第1試合にU-16ネパール代表対U-16ブータン代表、第2試合にU-15日本代表対U-16スリランカ代表が行われます。
コメント
李成俊 U-16ブータン代表監督
この度は、U-16ブータン代表を本交流プログラムに参加させていただき、誠にありがとうございます。日本と南アジア諸国間のユース年代による交流は、ブータン代表選手をはじめとする参加スタッフ全員にとって素晴らしい経験になると思います。サッカー文化はおろか、スポーツ文化が根付いていないブータンにとって新たな発見やチャレンジの場になるよう、全力で楽しみながら取り組みたいと思います。ブータン人の少しシャイな人柄や素晴らしい笑顔にふれていただければ幸いです。まだ未熟ではありますが熱く、楽しいサッカーを披露できればと思います。
武田千秋 ネパールサッカー連盟技術委員長
本交流プログラムを選手とコーチともに楽しみにしています。特に日本代表との対戦には、並々ならぬ意欲を示しています。全国から選抜されたU-15年代の選手は合宿生活をしながら日々のトレーニングを行っています。しかしながら、現在のネパールは指導者の不足から世界のトップレベルのサッカーに追いつけずにいます。本プログラムを通して、選手・コーチがネパールサッカー発展のために何が必要か、多くの気づきを得られることを強く望んでいます。
鈴木隣 U-16スリランカ代表監督
スリランカ国内での内戦の影響を受け、スリランカサッカーは長い間低迷しています。代表チームを含む各カテゴリーは、過去数年間、国際大会で勝利を収められていません。この低迷期を打破するため、JFAの協力を受けて今年からアカデミーが発足し、ユース年代の育成強化を始めました。この時期に本交流プログラムを開催することによって、アジアトップレベルのゲームをスリランカのサッカーに関わる全ての人々に直接肌で感じてもらうことができ、スリランカサッカー発展の起爆剤になると思います。またスリランカのコーチにとって、指導者セミナーでユース年代の新しい指導法を学ぶ貴重な経験になると思います。
スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流
2017/3/11(土)~2017/3/14(火)
Racecourse Ground(スリランカ/コロンボ)
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