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復興支援委員会 上田栄治委員長からのメッセージ
2020年05月25日
日本サッカー協会には各事業を支える20の委員会があります。3月29日に田嶋幸三会長が再任されて新体制になり、新たに各委員会の委員長が任命されました。
5月11日から各委員会の役割と委員長からのメッセージをお伝えしています。
本日は復興支援委員会を紹介します。
復興支援委員会は、2011年の東日本大震災以降、日本各地で起こった災害で被災した方々やサッカーファミリーの復興支援に関わる事項全般を担当しています。
「がんばろうニッポン!サッカーファミリーのチカラをひとつに!」をスローガンに、東日本大震災での継続的な支援はもちろんのこと、ここ数年は2016年に起きた熊本地震、平成30年7月豪雨、令和元年台風19号等で甚大な被害を受けた地域の方々やそこで活動するサッカーファミリーを、募金活動やチャリティーマッチの実施といった様々な形で支援しています。
サッカーを通じて地域の人々を元気にするため、サッカーのできる環境を早く取り戻すための一助となる活動を継続して行います。
上田栄治委員長(再任)からのメッセージ
復興支援委員会は2011年、東日本大震災の後に組織されました。我々には、その時の甚大な被害と人々の支援の輪を忘れず、真の復興を目指す責務があります。さらに近年は、今までに経験したことがない規模の災害が次々と起こり、それらについても復興支援委員会として支援を検討すべきと考えます。
復興支援委員会とJヴィレッジの仕事は、サッカーで地域を元気にするという意味で重なります。Jヴィレッジは現在、サッカーを通したスポーツの振興と交流人口の拡大による福島復興のシンボルとなることを目指しています。
2011年FIFA女子ワールドカップでなでしこジャパンが優勝しました。私はその大会に帯同して、被災地に元気を送るというなでしこジャパンの選手たちの強い気持ち、劣勢でも決してあきらめない戦いに感動しました。復興支援に関わるにあたって、今までのさまざまな経験を生かし、サッカーで地域を元気にする夢を実現したいと思います。
世界全体がコロナウイルスの脅威にさらされていますが、決して諦めず、健康でサッカーを楽しめる日常を取り戻しましょう!
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