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中国電力協賛による「夢の教室」オンラインを鳥取県からスタート
2021年10月22日
JFAこころのプロジェクトの支援企業である中国電力株式会社の協賛で「夢の教室」オンラインを、10月11日に鳥取県倉吉市立成徳小学校からスタートしました。今年度「中国電力創立70周年記念事業」の一環として、中国地方5県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)で「夢の教室」が行われます。
第1回目となった鳥取県倉吉市立成徳小学校の「夢の教室」で登壇したのは、元なでしこジャパンの小林弥生さん。弥生先生が夢を持ったきっかけや、その夢に向かう中で、いろいろな挫折や落ち込んだことを伝え、どうやってそこから立ち直っていったのか、また夢に向けて歩き出すことができたのかを、カメラの向こうにいる子どもたちに熱く語りかけました。子どもたちは終始真剣に弥生先生の話を聞きながら、自分自身の夢を夢シートに記入しました。授業の最後に夢シートに記入した夢を子どもたちが発表する時間でオンラインの授業は一旦終了です。この後、子どもたちから弥生先生あてに夢シートにメッセージを記入したものが送られ、その一つ一つに弥生先生がお返事を書いて、また子どもたちの手元に戻って夢の教室のプログラムは終了となります。
次回は岡山県倉敷市での開催を予定しております。
夢先生コメント
小林弥生 さん(元なでしこジャパン)
中国電力創立70周年おめでとうございます。そして周年記念事業として中国地方の小学校に「夢の教室」を届けていただけるとのことありがとうございます。
コロナ禍でのマスク生活や、いろいろな行事が中止になったりと子どもたちにとっても大きなストレスを感じる日々がまだ続いていますが、今日の授業を通じて、夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さを少しでも子どもたちに感じて欲しいです。
中国電力さんのご協力で、一人でも多くの子どもたちにこの「夢の教室」を届けることができれば嬉しいです。
中国電力株式会社コメント
福本紳二 様(中国電力株式会社 鳥取支社 副支社長)
中国電力は,2021年5月に創立70周年を迎えることができました。これを機に地域の皆さまへ感謝の意を表すため未来を担う子どもたちを対象に行事を模索していたところ、「笑顔・夢・環境」をテーマとした「夢の教室」に出会い、活動目的である「夢を持つことやその夢に向かって努力すること」「仲間と協力すること」の大切さを伝える取り組みに賛同しました。
当日はなでしこジャパンでも活躍した小林弥生先生に元気いっぱいに対応していただき、サッカーを始めたきっかけからオリンピック選手になるまで、その時々の感情や行動など分かりやすくお話いただきました。先生の子どもの頃の写真も紹介され、みんな興味津々で聞いていました。
コロナ禍でオンラインでの開催となりましたが、子どもたちの生き生きとした表情を見て大変嬉しく思いました。今回の経験が今後に少しでも役立つことになればと願っています。
学校の先生コメント
中波優子 先生(倉吉市立成徳小学校)
学習をする前の「出会い」の時間で、じゃんけんや夢先生に関するクイズなどで子ども達の緊張がほぐれ、楽しそうに学習に入ることができました。
「夢先生」の小林先生の話では、夢ができたきっかけや夢に向かって努力して練習してこられたことなど、自分の体験やそのときの気持ちを語ってくださったので、子ども達がとても身近に感じ、真剣に聞くことができたように感じました。また、好きなことや得意なことだけでなく、嫌いなことや苦手なことに対しても取り組んでできるようになったかということ、努力するということは考えて行動することなど、子ども達が今の自分の姿と重ねながら聞くことができたと思いました。学校生活の中でも、挨拶をしたり、周りの友達の意見を大切にしたり感謝したりすることが大事なのだという事にも改めて気づけたと思います。
夢がある子どもはもちろん、まだはっきりとは決まっていない子どもも、これから夢を持ち、あきらめずに叶えていくために、人と比べるのではなく、自分が少しでも成長していきたいと思うことのできる学習の時間でした。自分たちが、小林先生に温かく応援をしてもらったような気持ちになったと思います。
子ども達にこのような素敵な機会を与えてくださったJFAこころのプロジェクト、中国電力の方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。