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子どもたちの笑顔でみんなを笑顔に ~JFA・キリン ビッグスマイルフィールド 福島
2019年11月25日
小学生を対象としたサッカー教室を中心に、 来場者参加型のサッカーアトラクション、地域のグルメを楽しめるマルシェコーナーなど、来場者や地域の方みんなが笑顔になれるサッカーイベント「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」が11月24日(日)に福島県のJヴィレッジで開催され、およそ800人の子どもたちが笑顔でボールを追いかけました。
「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」は、被災地復興プロジェクトの一環として岩手・宮城・福島の小学校で行ってきたサッカー教室「JFA・キリン スマイルフィールド」を、より地域に寄り添い“元気づくり”をお手伝いする新しい取り組みに進化させたもので、2017年から今年で3年目を迎えます。今年2回目となる「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」は、今年4月にグランドオープンを果たした、サッカーの聖地であり復興の象徴・Jヴィレッジで行われました。
あいにくの雨に見舞われたこの日でしたが、朝から沢山の子どもたちが集まりました。午前と午後の2部で構成されるこのイベントは、元サッカー日本代表選手を講師に迎えたサッカー教室や、各種のサッカーアトラクションが用意されています。サッカー教室は、初心者・未経験者クラスと経験者クラスに予めグループ分けされており、子どもたちは自分に合ったレベルでサッカーを楽しむことが出来ます。元サッカー日本代表選手に直接指導を受けられるということで、子どもたちは興奮の表情を見せていました。また、別のピッチに用意された「ミニスマイルフィールド」「ドリブルチャレンジ」「キックターゲット」「キックスピード」の4つのサッカーアトラクションでは、子どもたちと一緒に来場した親御さんやまだ小学校に上がっていない小さな子どもたちもボールに触れて蹴ることの楽しさを味わえます。納得できるキックスピードが出ないお父さんが繰り返しチャレンジする姿を、お母さんと子どもが見守る場面も。
「ボールひとつ持って行って子どもたちとサッカーをしました。子どもたちが本当に喜んでくれて、笑顔が見れて、その笑顔を見た大人たちが笑顔になった。その光景を見て、初めて自分たちがサッカーを続けていいんだと思えた」と話したのは、現役時代に熊本地震で自ら被災経験のある、この日講師を勤めた巻誠一郎さんでした。「被災して多くの人が苦しんでいる状況で、自分たちがサッカーをしていていいのか悩んだ」と振り返る巻さんたちサッカー選手を救った子どもたちの笑顔は、厚い雲に覆われたこの日も会場中で輝きを放ち、一生懸命にボールを追いかけ、楽しんだ様子で帰ってくる我が子の笑顔を見て目を細める親御さんの姿もそこかしこで見られました。
雨にも負けない明るい笑顔で埋め尽くされた一日となりました。
参加者コメント
波立虎大さん(小4/福島県いわき市)
今日はサッカーの練習をしたり、試合をしたり、とても楽しかったです。いつもは体育や遊びでやっていますが、もっとサッカーをやってみたくなりました。
南朗人さん(小4/福島県本宮市)
2人でドリブルをやったあとについていく練習が面白かった。コーチにはいろいろと教えてもらって楽しかったです。試合で点が入りそうな時にコーチが頭で防いだのがすごかったです。
三浦一晟さん(小2/福島県郡山市)
サッカー楽しかったです。アッキー(秋田豊コーチ)がとってもごつかったです。ヘディングがとてもすごかったです。今日教えてもらったとおり、いろいろと挑戦したいと思いました。
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