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JFAアカデミー熊本宇城 「選考試験を実施」
2020年12月23日
JFAアカデミー熊本宇城では、12月12日、13日に2021年度入校生の選考試験を実施しました。2009年に開校したJFAアカデミー熊本宇城は、来年4月には13期生を迎えます。
受験生はトレーニングやゲームを通して新たな仲間とのサッカー、グループワークでは仲間と協力して課題を解決する活動を行いました。また、選考試験の実施にあたり、12期生(中1)が運営をサポートしました。
JFAアカデミーでは、世界基準で活躍する選手になるべく、サッカーはもちろんのこと、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
アカデミー生コメント
内山直飛 選手(12期生:中1/ルーヴェン福岡FC)
選考試験のサポートを通して学んだことは、受験生の気持ちになって考えること、そしてスケジュールを逆算して行動することです。
僕が1年前にアカデミーを受験した時はとても緊張したので、今日は受験生が緊張しないようにアカデミーでの様子を話して少しでも緊張が取れるようにしたり、サッカーやグループワークに集中できる環境を作ることを頑張りました。会場準備では最終的な目的から逆算してどうすべきかを仲間と話し合って取り組めたと思います。今回の選考試験で学んだことを生活やサッカーに生かしていきたいです。
小原悠叶 選手(12期生:中1/チェステレラ鹿児島FC U-15)
僕はみんなをまとめたり、納得してもらえるように説明をすることが苦手ですが、選考試験では受験生の各グループをサポートするリーダーとして活動しました。
受験生が何か分からないことがないか観察したり聞いたりして気配りを忘れず、自分が先に行動で示すことで受験生が見通しを持って活動できるようにしました。
それ以外にも、トレーニングがスムーズに進行するようにボールを集めたり、トレーニングで使った道具を率先して片付けました。
この経験を生かし、リーダーとなってみんなを引っ張っていけるように頑張りたいです。
嶋田健伸 選手(12期生:中1/ブレイズ熊本)
選考試験のサポートをして学んだことは、お互いの役割を決めてみんなで協力することの大切さや、予定通りに行かなかった時の対応力です。選考試験ではスケジュールが決まっているため自分たちの準備が遅れると受験生に迷惑をかけてしまいます。ある時1人だけ何をするのか伝わっておらず、もう一度教え直すことがありました。1人でも違うことをしてしまうと準備の時間に余裕が無くなるため焦ってしまう原因になります。
今回のサポートでは自分の気持ちに焦りが出てしまい、何をすれば良いのか戸惑う時があったのは反省です。なので、日頃からみんなと協力する中で、どんな状況にも対応できるように自分から率先して取り組もうと思いました。