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7期生タイ遠征3日目その③ ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

2017年07月30日

7期生タイ遠征3日目その③ ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

サワディークラップ!(こんにちは!)
今回はタイ遠征3日目の夜、タイリーグカップ戦(PTT RAYONG FC対SUPER POWER SAMUT PRAKAN FC)の試合観戦の様子をお届けします。
今回、初めてタイのプロの試合を見ましたが、日本のサッカーとの共通点と違いを感じました。


まず、共通点として感じたのは礼儀作法です。選手一人一人が、必ずしっかり手を合わせて挨拶をしていました。
相手選手や審判団にはもちろん、スタジアムに来ていた全てのサポーターに対して全員がしっかり手を合わせて挨拶をしていました。
そこには、相手に対するリスペクトを感じることが出来ました。


プレーの部分では、パスを繋いでビルドアップをしていく所です。
実際に観戦するまでは、もっとロングボールを多用すると思っていましたが、実際はしっかりとパスを繋いでチャンスを伺い、チーム全体でしっかりとビルドアップをしていく場面が多く見られました。


日本のサッカーとの違いは、プレーの激しさです。
一つ一つのプレーに気持ちがこもっていて、何が何でも負けない、という気持ちが伝わってきました。
日本にもそういった部分はありますが、この試合では激しい接触が何度もあってファールの判定がたくさんあり、カードが出される場面や小さな乱闘も何度かありました。


また、日本では組織で崩す場面が多く見られますが、タイでは個人技で突破を狙う場面が多く見られました。
一人一人の技術も非常に高く、参考になる部分がたくさんありました。


試合後には、今回僕たちを招待してくださったPTT RAYONGの大久保剛志選手と村上一樹選手にスタジアムを案内していただきました。
ちなみにこの日は、大久保選手がPKを獲得して自ら決めた先制点をきっかけに、4-0でPTT RAYONGが勝利しました。


まずは試合終了直後のピッチに入れていただきました。
サッカー専用スタジアムのピッチは観客席と想像以上に近く、自分もいつかこんな場所でプレーしたいと想いがさらに強くなりました。


その後は記者会見室に行きました。専用のスペースがあることに驚きました。


最後は、PTT RAYONGのチームスタッフのご配慮で、ロッカールーム内まで案内していただきました。
試合直後のロッカールームには、選手の皆さんの熱気が残っていました。
なかなか見ることが出来ない空間に、とても興奮しました。


スタジアムを案内していただく中で、大久保選手と村上選手の話を聞いて、サッカーは努力を続ければどこでも出来る、諦めなければ夢は叶うと感じました。
僕たちもお二人のようにどこでも戦える選手になれるように努力を続けたいと思います。
最後になりましたが、今回僕たちの為に様々な準備と配慮をしてくださった大久保選手、村上選手、またPTT RAYONGのチーム関係者の皆さん、本当にありがとうございました。


JFAアカデミー熊本宇城7期生 硴田大心・山本将

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