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第2回フィジカル測定 〜JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー
2019年12月20日
早いもので2019年が終わろうとしています。ここJFAアカデミー熊本宇城では、毎年クリスマスツリーがロビーに置かれるとクリスマスが近づいていることを感じさせてくれます。ツリーには色々なデコレーションや電灯が飾られ、夜になるとロビーをクリスマス色に彩ってくれます。
あと少しで冬休みに突入しますが、その前にこの時期恒例のフィジカル測定を12月10日と17日に実施しました。選手個々のフィジカル能力の現状を把握することと、日頃のトレーニングの成果を客観的に評価するために1年間に2回(春と冬)フィジカル測定を行なっています。測定項目は6項目あり、2日に分けて測定しています。
3年生にとってはこれがアカデミー生活最後のフィジカル測定となり、彼ら自身の3年間の成長を確かめる機会となりました。
今回は自己記録更新を目標にフィジカル測定に臨んだ選手と、残念ながらケガで測定できずにサポートに回った選手の感想を聞いてみました。
まずは測定した選手たちから。
今回が最後のフィジカル測定になるので、最後まで頑張ろうという気持ちで臨みました。テストでは良かった点と悪かった点がありました。まず良かった点は、持久力のテストで自己最高記録を出せたことです。前回よりも大幅に記録が伸び、学年の平均値よりも高かったので良かったです。悪かった点はジャンプやスピードの記録が前回よりも下がっていたことです。全部で4種目ありましたが全て記録が落ちてしまいました。ジャンプ動作やスピードはサッカーでとても大事な要素なので、トレーニングから意識して取り組もうと思いました。
最後にフィジカルテストの結果から今の自分に足りないことが何か、を知ることができました。自分の課題を残り3ヶ月間で克服する努力をしようと思いました。
(9期生:UKI.C-FC 松延輝)
自分がどれだけ頑張っているのかが数値化されるため、今の自分が出せる全力でフィジカル測定に臨みました。ジャンプやシャトルラン、YO-YOテストではあまり良い結果が出ませんでした。この結果から二つの課題が見つかったと思います。一つ目は体力です。僕は練習の時や週末に今まで以上に走ろうと思いました。二つ目は集中力です。シャトルランの時に気を抜いてしまったために足を滑らせてしまいました。集中力があればこのようなことが起きなかったと思います。なので日頃から物事に集中していこうと思いました。
(10期生:DEMAIN SOLEIL福岡 田鍋宏弥)
フィジカル測定をして感じたことが二つあります。一つ目は、トレーニングでの頑張りがそのまま数値に現れるということです。今回はケガをしたこともあって、数値があまり伸びませんでした。今後は体調管理や日頃のトレーニングを集中して取り組み、過去の自分を超えたいです。
二つ目は色々なフィジカル能力があるということです。僕は持久力はあるのですが敏捷性やジャンプ力が足りないことが改めて分かりました。今回の反省を踏まえて苦手を克服したいです。
(11期生:UKI-C.FC 岡山智哉)
次に今回はケガで残念ながら測定できず、サポートに回った選手たち。
サポートして思ったことが2つあります。一つ目は応援側の声や気持ちが伝わるだけで少しでも頑張れるようになるんだということです。なぜなら僕たちのちょっとした声かけで走るペースが上がっていたからです。二つ目は何事もそうですが、スタッフの準備などがあってできているので、感謝の気持ちを持つことと協力やサポートすることの大切さを改めて実感しました。
これからも今回のようにサポートや応援の立場になる時もあると思うので、今回以上の良いサポートができるようにしたいです。
(9期生:筑後サザンFC sulestrela 田代遥暉)
前回のフィジカル測定よりも記録が伸びている人と伸びていない人の差は何だろうかと自分なりに考えてみました。日々の練習をしっかり取り組んでいた人や練習前の補食をしっかりと取っていた人、練習後の体のケアをしっかりできていた人は前回の記録を上回ったと思います。僕も復帰してフィジカル測定を行う時には、前回の自分を超えられるように日々頑張りたいと思います。
また今回のサポートで意識したことは応援です。応援してもらうと心強くなるし、もっと頑張ろうという気持ちになると思います。なので僕もそういった応援をしてもらえるような選手を目指したいと思いました。今回のフィジカル測定を通して僕も頑張らないと!という気持ちが強くなりました。
(10期生:UKI.C-FC 廣重温人)
フィジカル測定のサポートを通して学んだことが二つあります。一つ目は、フィジカル測定をするまでの準備が大変ということです。僕は、今回ケガをしていたので走ることができませんでした。そして測定前に降った雨のためにいつもと違う設置の仕方でした。ケガをしたのはあまり良くないけど、準備の仕方などを学べたので良かったです。二つ目は一人で全部するのではなく、複数の人でやったほうが効率よくできるということを学びました。フィジカル測定の準備は一人では時間がかかります。だけど複数の人でやった方が効率よく準備ができるということを学びました。
(11期生:チェステレラ鹿児島FC 桃木俊太)
今回のフィジカル測定を通してそれぞれの立場から多くのことを学べたようです。記録に一喜一憂するだけではなくそこに至るまでの過程を大切にしながら、目の前のやるべきことに全力を尽くす習慣を身につけて欲しいと思います。
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