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10期生の松尾健太選手がナショナルゴールキーパーキャンプに参加 〜JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー
2019年12月21日
2019年12月6日〜8日の日程で、福島県Jヴィレッジにて第3回ナショナルGKキャンプが行われました。
そのキャンプにJFAアカデミー熊本宇城より10期生(中学2年生)の松尾健太選手が参加をしましたので、今回のキャンプを振り返ってもらいました。
(墨屋)松尾選手にいくつか質問をしますので教えてください。
(松尾)はい。よろしくお願いします。
(墨屋)ナショナルGKキャンプに招集されましたが、どんな気持ちでしたか?
(松尾)参加できるとは考えてなかったので、正直びっくりしました。
(墨屋)キャンプでは、サッカー選手としての夢を叶えるために目標設定をしたそうですね。
(松尾)夢は、ワールドカップに出場して活躍すること。そして優勝することです。
そのために、16歳で所属チームのスタメンをとること。
そして18歳でプロになることを目標にしています。
(墨屋)自分の長所、短所を踏まえ、キャンプでは具体的に何に取り組みましたか?
(松尾)自分の長所は、1回で掴むキャッチング。そしてビルドアップ。
短所は、DF背後のケア。ダイビング。守攻の切替え。素早い判断をするための準備です。
キャンプでチャレンジしたことは、1回でのキャッチングです。
(墨屋)自分には、何が身についていて、何が身についていないと感じましたか?
(松尾)身についていることは、キャッチングのテクニック。
身についていないと感じたのは、基本姿勢の手の位置です。
(墨屋)自分の課題になったことを具体的に教えて下さい。
(松尾)課題は、構えたときの重心の位置です。そのため動き出しが遅れていました。
シュートに対してどのテクニックを使うのか、判断が遅れる時があるので改善したいです。
(墨屋)トレーニング後に、自分の課題をサッカーノートに書き残す取り組みもあったそうですね?
(松尾)はい。トレーニング後はコーチングスタッフからテーマの振り返りがありました。その中から自分の課題を見つけ、忘れないようにノートに書き残しました。
(墨屋)具体的に教えてくれますか?
(松尾)初日は、自分から味方にパスを要求することでビルドアップにしっかり関われたことを書きました。2日目は、ポジショニングの移動におけるステッピングの部分の課題です。特に、スタンスが広がったり狭くなったりしていた事に気づけたのは良い発見でした。他には、1対1の時に寄せるスピード、相手についていくスピードが遅れたこと。相手に寄せた時に、足でボールを奪いにいったので簡単に倒れてしまったことが課題になりました。最終日は、シュートの正面に入ってプレーできなかったこと。構えた時に、自分が動きやすいスタンスが取れていなかったことをノートに書きました。
(墨屋)キャンプでは、同カテゴリーの選手と比べて自分の立ち位置はどう感じましたか?
(松尾)全国にいる同世代の選手と比べて、自分は身長が小さい方なのだと分かりました。
まだまだ自分の力は足りないと感じましたが、これからたくさん努力をすれば、なんとか追いつけると思います。だからこそ、食事面の徹底、守備範囲を広げること、ローリングダウンやダイビングのテクニックの質を上げることが重要だと思いました。
(墨屋)課題となったテクニックをどのように自己分析したのですか?
(松尾)キャンプを通して自分の課題は、シュートに対して斜め前(最短距離)へプレーすることができませんでした。その解決方法として、シュートが来る前の準備の質を上げないといけないことが明確になりました。合わせてキャッチングの時にどのテクニックを使うのか、決断力も高めないといけません。アングルプレーでは角度があるシュートに対してのポジションは取れていたので、ボールに正対することはしっかり身につけたいです。
(墨屋)この経験を得て、来年の目標を教えて下さい
(松尾)自分にできるすべての事を実践したいと思います。まずは基本のテクニックを習得するためにトレーニングの反復回数を増やし、準備の質からこだわっていきたいです。オフザピッチでは、普段の生活でやるべきことを早く済ませ、身体のケアの時間を作ったり、サッカーノートを書く時間にしていこうと思います。
(墨屋)たくさんの貴重な意見ありがとうございました。今後の成長も期待しています。
(松尾)はい。ありがとうございました。