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JFAアカデミー熊本宇城 地域拠点としての取り組み「九州トレセンスタッフ研修会」
2024年06月16日
6月15日(土)、16日(日)にJFAアカデミー熊本宇城が活動拠点としている宇城市ふれあいスポーツセンターで
「九州トレセンスタッフ研修会」が開催されました。
2日間の実技や指導実践を通して、約30名の九州トレセンスタッフが指導者としての認識を深める研修会となりました。
JFAアカデミーは、「JFA2005年宣言」実現のための施策(拠点整備)の一つとして取り組んでいます。
地域FAのフットボールセンターとして様々な核となる機能を持ち、
指導者養成、トレセン活動、キッズ、普及、などの拠点として役割を担っています。
参加者コメント
浦 陽平 氏(九州3種技術委員長)
今回の九州トレセンスタッフ研修では、事前にテーマを割り振り、プランニングを行った状態で集合し、コーチングの力量を高めることと、FPコーチとGPコーチのリレーションにフォーカスして研修を行いました。指導実践後には、FAコーチがファシリテートして振り返りを行い、九州の基準として求めることなどについて議論しました。様々な変革が行われる中、九州の良さを生かすために、各県指導者が連携し、指導力を高めることを共有し、学び続けることができる環境を作っていきたいと思います。
上本 慎一郎 氏(大分県U14チーフコーチ)
今回初めて九州トレセンスタッフ研修に参加させて頂きました。各県ごとにトピックが割り振られ、プランニングを行い指導実践を行うという内容でした。またその中でGPコーチとのリレーションを行いながらGPも含めた個人戦術の積み上げにチャレンジしました。トレーニング後のディスカッションでは、今一度トレセンという場が選手にとってどのような場であるのか、選手を各チームから預かるスタッフとしてどのような観点から「個」を積み上げていくのかなどの再確認から始まりました。その中でトピックごとにどのようなアプローチで目の前の選手たちの「個」を伸ばしていくのかを議論することができたことはとても大きな経験となりました。今回の研修で学んだこと、そして今回つながることが出来た九州の輪をこれからのトレセン活動に活かして行きたいと思います。
古川 博章 氏(鹿児島県GKプロジェクトチーフ)
九州トレセンスタッフ研修会に参加して多くのことを学ばせていただきました。GPコーチとして、選手のテクニックを向上させるための指導に対するアドバイスや改善点、トレーニングを進めていく上での監督やFPコーチのリレーションの大切さに改めて気付きました。また他県の指導を見学したり、ディスカッションに参加することでプランニングの大切さやトレセンにおける個にはたらきかけて、さらに選手を伸ばしていくことの重要性を学ぶことができました。FAに持ち帰り、各スタッフと共有したいと思います。