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アカデミー堺 JFAプログラム「海外遠征」 ~JFAアカデミー堺 スタッフ通信Vol.8

2019年06月12日

アカデミー堺 JFAプログラム「海外遠征」 ~JFAアカデミー堺 スタッフ通信Vol.8

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは三輪由衣コーチです。

海外遠征~USA CAMP~

JFAアカデミー堺コーチの三輪由衣です。今年で6年目となります。また、JFAナショナルトレセンコーチ関西女子担当を兼任しています。JFAアカデミーでは、オンザピッチでのトレーニングだけでなく、オフザピッチでも「JFAプログラム」と称した様々な活動を実施し、人間的に成長できるようアプローチをしています。今回はそのJFAプログラムの一つである、海外遠征について紹介させていただきます。

JFAアカデミー堺では、1期生から継続して、中学2年生の時期にアメリカ遠征(USA CAMP)を実施しています。アメリカは女子サッカーの先進国。世界トップレベルのサッカーを肌で感じ、スポーツ文化に触れることで世界を身近に感じる機会となり、将来の自分を意識するきっかけにもつながります。さらに英語圏であるアメリカで、これまでに学んできた英会話の実践とコミュニケーション能力の向上を目指すことを目的の一つにしています。

このUSA CAMPに向けて、アカデミー生は2~3ヶ月前から、アメリカの基本情報から文化・教育・歴史について理解を深め、準備を進めます。さらに、空港や移動、ホームステイ先での英会話のために、基礎的な英単語を調べたり、マナーを学んだりしながら、より充実したキャンプにするべくしっかりと事前学習を行います。

On The Pitch

今年のUSA CAMPでは、3試合の親善試合を行いました。アメリカの選手はフィジカルに優れ、圧倒的なスピードのある選手が多く、日本では経験することができないレベルの速さを体感しました。守備では全体をコンパクトに保ち、予測しながらボール状況に応じてポジションを修正してプレーすることを常に意識し、攻撃ではGKを含めた丁寧なビルドアップ、攻撃方向を意識しながらのポゼッションを大切にプレーすることで、相手ゴール前でのチャンスをたくさん作ることができました。

Off The Pitch

オフザピッチでは4日間のホームステイを通して現地の生活や文化を体験しました。ネイティブな英語に初めは戸惑いながらも次第に積極的にコミュニケーションをとる姿が印象的でした。ホストファミリーのオープンマインドな姿勢やホスピタリティーを感じて学ぶことが多く、充実した時間を過ごすことができました。
また、名門スタンフォード大学を訪問し、大学バスケットボールの公式戦を観戦しました。さらにあらゆる種目のアスリートが利用するトレーニングジムや各種目別の専用施設も見学し、大学スポーツの規模の大きさや充実した環境を目の前にし、将来の自分をイメージする良い機会となりました。
最終日にはサンフランシスコへ行き、食事やショッピングなど各々が自身で行い、海外の文化に触れました。

まとめ

世界で活躍する選手となるためには、JFAアカデミーのフィロソフィーを体現するような「自ら考え、判断して行動できる自立した人間」であることが求められます。JFAアカデミー堺ではUSA CAMPを通して世界を身近に感じると同時に、強豪チームとの対戦から得た現状の成果と課題を明確にしつつ、「世界基準」のプレーを求めて日々の活動に取り組んでいきます。

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