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女子GKキャンプが愛媛県今治市でスタート

2016年11月20日

女子GKキャンプが愛媛県今治市でスタート

今年4回目となる女子GKキャンプを愛媛県今治市で開催しました。北は北海道から南は鹿児島まで、全国から19名の中学生年代の選手が集まり、長時間の移動にもかかわらず、元気にトレーニングに励みました。

最初に全員でのウォーミングアップを行った後に、フィジカル測定を実施。後半は中1のグループと中2・中3のグループに分かれ、ゲーム形式のトレーニングで身体を動かし、初日のメニューを終了しました。

夜のミーティングでは、「好きなGKと好きな理由」を全員の前で発表しました。コーチからは、「自分が目標とするところに対して、今の自分には何が足りなくて何をしていかなくてはいけないのか、考えて実行できる人になってほしい。皆にはそれができると思っている」との力強い言葉もあり、選手たちは真剣な眼差しで話に耳を傾けました。

明日は午前・午後、2回のトレーニングを行います。

コーチコメント

永井響介 コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ)
ここ愛媛に全国から19名の選手が集まりました。今回のキャンプでは「良い準備」「基本技術の徹底」「攻守に関わり続ける」「リーダシップ」の4つのテーマをもって活動に取り組みます。初日の今日はフィジカル測定とゲームを行いました。選手たちは移動の疲れを見せることなく、積極的にトレーニングに取り組み汗を流しました。夜のミーティングでは、自己紹介やリオ五輪のGKのプレー映像を見てイメージを共有するなかで、このキャンプに参加しているみんながこのような世界の舞台でプレーできる可能性を持っていること、そして、その舞台でプレーするためには“今”何をしなくてはならないか逆算して、やるべきことを積み上げていく大切さを話しました。選手にとっても我々にとっても充実したキャンプとなりそうです。

選手コメント

尾添有紗 選手(ディオッサ出雲F.C.)
初日の今日は、前半にフィジカルチェックをして、後半にローリングの練習とゲームをしました。フィジカルチェックでは左足のキックが思うように飛びませんでした。原因は、フォームが正しくなかったことと、ボールの中心を蹴ることができていなかったことだと思います。これからは、右足だけではなく、左足でも蹴ることができるように日々の練習の中で意識をしていきたいです。ゲームでは、自分が得意なプレーの「コーチング」が、しっかりとできたので良かったです。パスの精度に関してはあまり良くなかったので、もっと味方がプレーしやすいようなボールを出せるようにしていきたいです。キャンプはあと2日間あるので、今日できなかったことを残りの2日間でできるように意識してプレーしていきたいです。

中村未有 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
女子GKキャンプの1日目は、測定とゲームをしました。測定では、自分の持っている技術をしっかりと発揮することができました。また、自分の課題にも気付くことができました。ゲームでは、具体的なコーチングをする意識をしました。同時に構えやポジショニングなどの準備をし続けることもしました。今日出来なかったことは残りの2日間で少しでも多く克服できるように頑張ります。

西川佳那 選手(函館ジュニオールFCバロンドール)
今日のトレーニングで特に印象に残ったことは、ゲームを行った時に全員が声を出し、リーダーシップを発揮し、選手同士で積極的にコミュニケーションをとっていたことです。最終試合まで3点差で負けていましたが、2点を返すことができました。結果的には負けましたが、失点した時の気持ちを切り替えて得点に繋げることが出来たので、とても良い経験となりました。残りの2日間も全力でプレーし、最終日には成長して帰ることができるように、そして人との関わりも深めて、良い気持ちでGKキャンプを終えたいと思います。

スケジュール

11月19日(土) PM トレーニング
11月20日(日) AM/PM トレーニング
11月21日(月) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。

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