JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > 最新ニュース一覧 > U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプがスタート
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
トレセン関連事業

ニュース

U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプがスタート

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
トレセン関連事業

2018年12月10日

U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプがスタート

U-15日本女子選抜のトレーニングキャンプが12月8日(土)、J-GREEN堺(大阪府堺市)で始まりました。U-15日本女子選抜のトレーニングキャンプは今年2回目で、全国から選抜された22名(FP20名、GK2名)が集まりました。

オープニングでは、大部コーチより「いつでも・どこでも・誰とでも行動し、自分からアクション・リアクションし、何より自信を持って取り組んでほしい。準備をどう過ごすかを考えて行動すること」とコメントがあり、ポゼッションをテーマとしたトレーニングを行いました。

夕食のあとは轟GKコーチにより「セットプレー」についてのレクチャーがありました。U-20女子ワールドカップの映像を参考にし、「1人1人が責任を持つ」、「先にボールにさわる」等ポイントをまとめ、「相手より強い気持ちを持ち、役割を全うする」ことを確認しました。

12月9日(日)には、日ノ本学園高校とトレーニングマッチを実施。8日、9日でトレーニングしたことを活かし、ひとつ上のカテゴリーの相手に3-1で勝利しました。夜にはその映像を見て、振り返りも行いました。

コーチコメント

狩野倫久 コーチ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/SAGAWA SHIGA FC)
初日は移動や緊張からかプレーに硬さも見られましたが、最後のゲームでは個々がアピールし合い、互いに積極的なコミュニケーションを取る姿が見られました。夜には轟GKコーチよりセットプレーについてレクチャーがあり、トレーニング・試合に向けた理解を深めることができました。2日目の午前はクロスの攻防とセットプレー、午後からは日ノ本学園高校と40×2本の練習試合を行いました。また大野チーフコーチより「なでしこらしさ」について再確認する機会が与えられ、今後の活動の約束としました。
試合前のミーティングでは大部コーチより、勝利を目指す中で「全員がハードワークすること」、攻撃では「ゴールを目指すこと」、守備では「ボールを奪い切ること」の3つを大きなテーマとして取り組みました。攻撃では積極的に相手の背後を取り、果敢にゴールを目指すシーンが見られました。その反面、守備においてはファーストディフェンスの決定が遅れ、チャレンジとカバーが明確にできず、コンパクトなDFを形成することができず相手に自由を与え、2ndボールを相手に拾われるシーンが見られたことは課題として見えました。夜のミーティングでは選手たちで試合映像を見て振り返りました。その中で成果と課題を抽出し、明日のトレーニング、午後からの大阪学芸高校との練習試合へ向け、残り2日間でより良い活動になるよう選手・スタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。

選手コメント

FP 愛川陽菜 選手(神村学園中)
「クロスの攻防」ではしっかりと同一視し、相手よりも先に触ることを意識しました。相手についていくときのステップワークを踏むこと、日本のウィークポイントでもあるヘディングが苦手なので、そこは課題です。「セットプレー」の練習では昨日の夜のミーティングからフリーキックやコーナーキックの立ち位置であったり、パターンなどを確認しました。知らなかったことが多く、とても勉強になりました。明日も午後からトレーニングマッチがあるので、今日行ったトレーニングが少しでも活かせられるようにしたいです。あと2日間しかないので、少しでも多くのことを吸収できるようにしたいです。

FP 荻久保優里 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
「セットプレー」のトレーニングでは、はじめはボールを見すぎたり、相手の位置を把握できていなかったり、先にボールを触られてシュート打たれたりしていましたが、コーチからのアドバイスをもらったり、みんなで話したりしていくうちに、同一視ができる位置がわかってきて、相手よりも先に触ることができるようになっていきました。いつもはいっしょにプレーをしていないメンバーですが、プレー中以外でもうまくいったことやうまくいかなかったことを話し合い、お互いの考えを共有することで次にプレーをするとき、うまくシーンが増えました。これから先、海外のチームとたたかうために残りの2日間たくさんのことを学んで、それを日々の練習でトライしていきたいです。

FP 猪瀬結子 選手(栃木サッカークラブレディース)
「勝ちにこだわる」という面では、3-1で勝利できたのでよかったです。その中で自分でできたことはねばり強い守備です。プレッシャーをかけるスピードや相手のドリブルに対して、細かいステップで対応するなど、意識し、相手に簡単にプレーをさせませんでした。しかし、クロスやコントロールなど単純なミスがあったので、1つ1つのプレーの質を上げていきたいです。また味方との関わりが少なかったので、イメージを共有したり、コミュニケーションを取るなどして連携やつながりを大切にしていきたいです。あと2日間で多くのことを得て、さらにレベルアップできるようにがんばりたいです。

FP 佐藤朱莉 選手(JFAアカデミー福島)
今日のトレーニングマッチでは、「勝つ」ことにこだわり、まずは個でそれぞれが負けないことをテーマに取り組みました。このメンバーで集まってまだ2日しかたっていないので、声をかけあい、お互いの考えをあわせることを意識してプレーしました。前から狙いすぎて中盤にスペースができてしまい、相手に前を向かれてしまうことがありましたが、無失点でおさえたことで、相手のペースを崩すことができたと思います。自分たちのミスでボールを奪われてしまって攻撃をされることが多く、課題も多く見つかりました。ミスパスをなくすこと、守備のスイッチを入れるところをみんなであわせることなど明日のトレーニングで意識しながら取り組んでいきたいです。残りの2日間も楽しく最高のキャンプを作っていきたいです。

スケジュール

12月8日(土) PM トレーニング(J-GREEN堺)
12月9日(日) AM/PM トレーニング(J-GREEN堺)
12月10日(月) AM/PM トレーニング(J-GREEN堺)
12月11日(火) AM トレーニング(J-GREEN堺)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー