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JFAエリートプログラム女子U-13 第2戦に勝利し韓国遠征を締めくくる
2019年09月12日
U-13韓国遠征 第2戦 U-13日本女子選抜 vs. U-13韓国女子代表
2019年9月9日(月) キックオフ時間 16:00 試合時間 80分(40分×2)
Mokpo International Football Center(韓国)
U-13日本女子選抜 6-2(前半0-1、後半 6-1)U-13韓国女子代表
得点
28分 失点(U-13韓国女子代表)
46分 前原嘉乃(U-13日本女子選抜)
49分 松永未夢(U-13日本女子選抜)
50分 板村真央(U-13日本女子選抜)
70分 前原嘉乃(U-13日本女子選抜)
71分 失点(U-13韓国女子代表)
74分 前原嘉乃(U-13日本女子選抜)
78分 佐藤ふう(U-13日本女子選抜)
スターティングメンバー
GK:唐沢鈴緒
DF:小島世里、本谷穂佳、永田優奈、弦間結月
MF:木村未来、眞城美春、佐藤ふう
FW:高須賀美空、東堂正枝、山田愛実
サブメンバー
GK:名和咲香
DF:小島世里、本谷穂佳、長田莉奈、江口祐加
MF:眞城美春、板村真央、樋口梨花
FW:前原嘉乃、松永未夢、佐藤ふう
交代
55分 小島世里 → 井田聖来
55分 眞城美春 → 葛西唯衣
マッチレポート
韓国遠征5日目となった9日(月)は、午前中に雨が強く降っていたため室内で中野トレーナー主導による体幹トレーニングを行いました。なかには初めて体感トレーニングを経験する選手もいたため、「なぜ行うのか」「正しいフォームで行うことの重要性は」を説明しながら実施、選手たちも積極的に質問しながら取り組みました。
午後はU-13韓国女子代表との第2戦を行いました。試合前のミーティングでは、攻守において距離感を意識すること、なでしこらしく最後まで全力で闘うことを確認し、士気高く集中した雰囲気で臨みました。試合は立ち上がりから攻撃の主導権を握った日本がボールを保持しながら局面で数的優位の状況を作るビルドアップで幾度となく相手ゴールへ迫るも、再三の決定機を生かせず決めることができません。攻めあぐねていたところ、反対にFKから失点を喫してしまいます。
前半を0-1で折り返した日本は、テンポ良くポゼッションすることを意識してリズムをつかむと、疲労から足が止まり始めた韓国の守備を翻弄し、逆転に成功します。得点後すぐに失点したことやアタッキングサードでの崩しの質など、次につながる課題も全員で共有して韓国での試合を終えました。
夜には日韓合同で食事をし、恒例の出し物を韓国選手たちとともに楽しみました。翌10日(火)は朝5時という早い出発にも関わらず、韓国の選手、スタッフが全員で見送りをしてくれました。台風の影響でスケジュール変更も多く、帰りの飛行機も出発が遅延しましたが、選手たちは充実した表情を見せていました。エリートプログラム女子U-13の次の活動は2020年3月のトレーニングキャンプの予定です。
監督・選手コメント
佐野佑樹 監督(AC長野パルセイロ)
今回の活動のオープニングでは、エリート活動の約束である「観て・感じて・行動する」や「失敗を恐れずに積極的に行動(プレー)する」、そして「いつでも・どこでも・だれとでもサッカー、生活に関わりを持とう」を確認しました。さらに今遠征では「なでしこらしく」を表現すること、「成長」を大きなテーマにしました。「なでしこらしく」とは、ひたむき・明るい・芯が強い・礼儀正しいです。これを土台に、サッカーでは球際、運動量、切り替えにこだわり、テクニックで勝負することを掲げました。
U-13韓国女子代表との第1戦は9-0、第2戦は6-2。選手一人一人が「なでしこ」らしさをプレーで表現してくれました。特に攻守の切り替えには目を見張るものがありました。闘争心、芯の強さを持ってトライし続けたことは大きな成果といえます。
オフザピッチのプログラムでは、韓国選手と観光、レクレーションを行い、互いにコミュニケーションを取ろうと努力する姿が印象的でした。この年代の選手たちにとって、遠征の全てがかけがえのない経験になったことは間違いありません。韓国の選手とは今後も良き仲間であり、良きライバルとして切磋琢磨し合える関係で活動できることを期待しています。クロージングでは、具体的な目標を立てて「個」のレベルを上げて再会することを約束し、笑顔で解散しました。最後になりましたが、韓国サッカー協会をはじめ、選手派遣にご協力いただいた学校、所属チームの方々に御礼申し上げます。
FP 東堂正枝 選手(北海道リラ・コンサドーレ)
初めてエリートプログラムに参加しました。知っている人が誰もいなくて不安だったけれど、みんなが積極的に話しかけてくれて、自分からも話かけることができるようになりました。トレーニングでは一人一人の技術やテクニックが高いと感じ、みんなのいいところを生かしてプレーができるように考えたり、その中で自分が持っているプレーを出すをということにチャレンジしました。
今回は「積極的に行動する」ことを意識し、トレーニングや試合、オフザピッチのところで取り組み、自分からしかけ、挑戦しました。オフザピッチではしっかりの周りの人の行動を見て感じて、行動することを意識しました。韓国との2戦目では、課題がたくさん見つかりましたが、成果もみつかったのでいい試合で終わったと思います。この遠征で学んだことや挑戦したことはこれからのトレーニングや試合、オフザピッチでも継続して取り組んでいきたいです。
FP 高須賀美空 選手(FC今治レディースNEXT)
初めてエリートプログラムに参加して、わくわくした気持ちやドキドキした気持ちがありました。みんなが優しく話しかけてくれたり、アドバイスをしてくれて嬉しかったです。韓国の選手もショッピングの時に荷物を持ってくれたり、一生懸命お土産を探してくれたり、とても優しいなと感じました。
トレーニングでは「なでしこらしさ」を表現したり、失敗を恐れずに積極的にプレーすることを学びました。私はいつも「積極的に」という言葉を忘れずにプレーしています。だからパスを出した後の動き出しや自分でしかけたり、「シュートを打って、ゴールする」という気持ちをもっておきたいです。まだまだ修正しないければいけないところがたくさんあることもわかったので、エリートプログラムで学んだことをチームに戻っても生かして、自分から声を出したり、パスのスピードや判断が遅い時があるので、そこを頑張りたいです。そしてまたエリートプログラムに選ばれたいです。20人の仲間と監督、コーチとサッカーができてとてもいい経験になりました。サッカーができるのも周りの人のおかげなので、いつも感謝しながらサッカーをしていきたいです。
FP 山田愛実 選手(ひびきサッカースクールU-15)
6日間の活動で特に印象に残っているのは、韓国のみなさんがとても親切だったことです。気軽に話しかけてくれました。サッカーについては、一つ一つのプレーを大切にすることや自分がボールを持っているとき、いないときの動きや準備することが欠かせないことを知りました。また切り替えが遅いという自分の課題が見つかりました。自分のチームに帰ってからもこの経験をいかして、チームに貢献できるようにしたいです。それに「なでしこらしさ」の「明るく、ひたむき、芯が強い、礼儀正しい」が常にできるようになって、みんなから尊敬される選手になるように努力していきたいです。
スケジュール
9月6日(金) | TBC | トレーニング・トレーニングマッチ |
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9月7日(土) | TBC | トレーニング・トレーニングマッチ |
9月8日(日) | AM | 合同トレーニング・トレーニング |
9-0 | 第1戦 vs. U-13韓国女子代表 (Mokpo International Football Center) |
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9月9日(月) | AM | トレーニング |
6-2 | 第2戦 vs. U-13韓国女子代表 (Mokpo International Football Center) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。