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U-19日本代表スペイン遠征 2連勝を飾り、優勝決定戦でスペインと対戦 ~U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"~

2018年02月01日

U-19日本代表スペイン遠征 2連勝を飾り、優勝決定戦でスペインと対戦 ~U-19 International Tournament

U-19日本代表 vs U-19チェコ代表
2018年1月31日(水) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
Maspalomas Municipal Stadium(スペイン・カナリア諸島)

U-19日本代表 1-0(前半0-0、後半1-0)U-19チェコ代表

得点
46分 半谷陽介(U-19日本代表)

スターティングメンバー
GK:青木心
DF:菅原由勢、谷口栄斗、小林友希、東俊希
MF:横山塁、福岡慎平、喜田陽、飯島陸
FW:宮代大聖、半谷陽介

サブメンバー
GK:中野小次郎
DF:安藤智哉、田中康介、中村勇太、加藤慎太郎
MF:関大和、上月壮一郎、山本理仁
FW:加藤拓己

交代
HT 東俊希 → 加藤慎太郎
59分 飯島陸 → 上月壮一郎
69分 横山塁 → 関大和
87分 宮代大聖 → 加藤拓己

マッチレポート

U-19日本代表は31日(水)、Copa del Atlanticoの第2戦目となるU-19チェコ代表との対戦し、1-0で勝利し、2連勝を飾りました。

初戦でU-19スペイン代表と引き分けた強豪U-19チェコ代表相手に、日本はこの試合も立ち上がりから積極的に仕掛けます。開始1分、FW半谷陽介選手がFW宮代大聖選手とのコンビネーションから抜け出していきなり絶好機を迎えますが、相手GKに防がれます。さらに2分には、FKから相手の不意を付きクイックスタートからシュートチャンスを作り、こぼれ球を最後はMF横山塁選手が狙いますが、惜しくもシュートはゴールバーを超えます。8分には、宮代選手のシュートに横山選手が反応し押し込みますが、相手GKのファインセーブに合います。日本は良い流れを掴みつつも、なかなか決定機を決めきれず、試合は膠着状態が続きます。それでもこの日は、ゲームキャプテンを努めたDF谷口栄斗選手やDF小林友希選手が最終ラインを上手くコントロールし、フィジカルを活かしたロングボール主体の相手に対して、全く隙きを与えません。24分には相手GKのロングパスを奪い宮代選手が、39分にはDF菅原由勢選手が右サイドを駆け上がり、半谷選手との連携からそれぞれ決定機を迎えますが、シュートは共にゴールポストを僅かに外れます。前半は決定機を何度も迎えますが決めきれず、スコアレスドローで終了します。

後半も日本は前半の流れを保ち、序盤から攻め込みます。そして、46分ボールを前線で奪うと、宮代選手からのパスを受けた半谷選手がドリブルで持ち上がり、豪快なロングシュートを決めて先制点を奪います。その後は、相手が同点ゴールを奪うべく、選手交代を重ね攻めに転じます。56分には、日本は右サイドを崩されて、シュートを打たれますが、谷口選手が何度もブロックして防ぎます。我慢の時間が続く日本は、76分相手にCKを奪われると混戦からこぼれ球を相手にフリーでシュートを打たれますが、GK青木心選手が体を張ってスーパーセーブで防ぎ、その後のシュートもMF福岡慎平選手がゴールライン上でクリアし、同点ゴールを許しません。その後も攻め込まれるも、守備陣が集中して上手く時間を使い、試合はそのまま1-0で終了しました。日本は接戦の中で2連勝し、本日U-19カナリア選抜に0-4 (0-3) で勝利したU-19スペイン代表と最終戦で優勝を掛けて戦います。

選手コメント

GK #12 青木心 選手(JFAアカデミー福島U18)
FIFAU-17ワールドカップインド2017に出場できなくて非常に悔しかったですが、1つ上のカテゴリーであるU-19日本代表に招集されて嬉しく思います。遠慮せずにどんどん自分の特徴を出して行きたいです。本日の試合は、まだまだコミュニケーションが足らずに、意思の疎通が図れずミスが多かったです。個人的にはキックのミスが多く、チームに迷惑をかけました。ただ皆で体を張って守ったことや、90分間集中力を保ち、失点0で勝ち切れたことは本当に良かったです。相手のサイド攻撃にも、積極的にチャレンジできて良かったです。この2試合で出た課題を、最終戦の第3戦目に活かしスペインにも勝って優勝して帰国したいです。

DF #15 小林友希 選手(ヴィッセル神戸U-18)
FIFAU-17ワールドカップインド2017で非常に悔しい思いをして、もう一度あの舞台で成長する為にも、FIFAU-20ワールドカップに出場して活躍したいです。本日の試合は、皆で協力して失点0で抑えられて良かったです。チームとして守備は、前線から集中してできたと思いますが、攻撃では相手や時間に合わせたプレーの判断が足りなかったと思います。個人としては、最終ラインを谷口選手と上手くコントロールできましたが、競り合いや指示の質など細かな課題は目立ったので、最後の試合では、改善したいです。最終戦で対戦するU-19スペイン代表は良いチームだと思いますが、全員で力を出し切って優勝したいです。

MF #6 喜田陽 選手(セレッソ大阪U-18)
FIFAU-17ワールドカップインド2017で感じたあの空気感は、人生で初めて経験した素晴らしいものでした。あの経験は、この先の人生で大きな財産だと思います。初めて1つ上の日本代表に招集されて、また一からのスタートなのでアピールできるようにがんばりたいです。本日の試合は、前半開始からチャンスが何回かあったものの、決めきれずに、厳しくタフな試合になってしまいました。後半に得点を奪えた後は、相手にボールを簡単に与えてしまい、苦しい時間が続きました。苦しい時間帯こそもう少し前線や中盤でボールを落ち着かせるなど、工夫すべきでした。最終戦のU-19スペイン代表戦までに、皆で反省点を改善して、勝利してこの遠征を終えたいです。

FW #7 半谷陽介 選手(東京学芸大学)
久々に招集されてとても嬉しく思います。今日の試合では、流れの中から得点を取ることができましたが、チームとしては守備の時間が長く、攻撃で自分の得意なプレーをすることができませんでした。前線からの守備もチームメイトともう少し連携が取れればと反省しています。スペインはフィジカル、テクニックともに高いレベルのチームですが、個人としてもチームとしても、全て出し切り勝利したいです。チームの雰囲気も良く、さらにコミュニケーションを活発に、全員で優勝を勝ち取りたいと思います。

スケジュール

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"
1月30日(火) 2-1 第1戦 vs U-19カナリア諸島選抜(Maspalomas Municipal Stadium)
1月31日(水) 1-0 第2戦 vs U-19チェコ代表(Maspalomas Municipal Stadium)
2月1日(木) AM/PM トレーニング
2月2日(金) 18:30 第3戦 vs U-19スペイン代表(Maspalomas Municipal Stadium)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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