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JFAこころのプロジェクト 株式会社きらぼし銀行協賛「夢の教室」オンライン2022年度の授業を終了
2023年03月10日
JFAこころのプロジェクトは、支援企業きらぼし銀行協賛による「夢の教室」オンラインを東京都と神奈川県の小・中学校11校21クラスで実施し、2022年度の授業を終えました。
昨年に引き続き今年度も多くの授業をJFAハウスと学校の教室を結ぶオンライン形式で行いましたが、今年度は、東京都内にある学校法人玉川学園小学部で3年ぶりとなる対面授業も実施しました。
2月、今年度最終となる授業が行われたのは、東京都大田区立南蒲小学校の2クラスでした。登壇したのは、ウエイトリフティング選手として活躍した齋藤里香さん。齋藤さんは、高校で本格的に競技を始めてから順調に活躍し続け日本代表になった後、夢だった2004年のアテネオリンピック出場まであと一歩のところまで来たものの、怪我をしてしまい夢の舞台には立てませんでした。その時の悔しい気持ちを、子どもたちに赤裸々に語りました。そして、その悔しい気持ちと夢を叶えたいという気持ちを励みに怪我を乗り越えて、2007年北京オリンピックの舞台では自己ベストを更新する結果を出しました。齋藤さんは、自身が経験したことから「悔しい経験と夢は頑張る力となるので、落ち込んだり、悔しい結果に終わったりすることがあっても夢を持ち続けることが大切」だと子どもたちに教えてくださいました。どちらのクラスの授業でも、子どもたちは楽しそうに笑顔を見せながら積極的に発言をして、夢シートには真剣な眼差しで記入していました。そして、最後にみんなの前で自分自身の夢を発表してくれました。
きらぼし銀行協賛による「夢の教室」は、2011年(当時:八千代銀行)から始まり、2023年度も多くの子どもたちに「夢を持つこと、目標に向かって努力すること」の大切さを届けていく予定です。
~2022年度登壇夢先生(14名 敬称略(競技名))~
東 俊介(ハンドボール)/WINDY 智美(総合格闘技)/小西 祥子(陸上競技)/川股 要佑(サッカー)/金古 聖司(サッカー)/皆本 晃(フットサル)/久光 邦明(フットサル)/石川 直宏(サッカー)/松田 丈志(競泳)/小林 弥生(サッカー)/吉冨 愛子(テニス)/後呂 康人(フットサル)/筏井 りさ(サッカー)/齋藤 里香(ウエイトリフティング)※登壇順
~2022年度実施校(11校21クラス)~
東京都青梅市立吹上小学校/東京都町田市立高ヶ坂小学校/東京都渋谷区立鳩森小学校/東京都港区立芝浜小学校/東京都港区立南山小学校/東京都練馬区立旭丘中学校/学校法人玉川学園小学部/神奈川県相模原市立藤野北小学校/東京都港区立笄小学校/神奈川県相模原市立作の口小学校/東京都大田区立南蒲小学校 ※開催順
夢先生コメント
齋藤里香 さん(元ウエイトリフティング日本代表選手)
大田区立南蒲小学校の5年生、2クラスに対して、夢先生として登壇する機会をいただきました。オリンピックへのチャレンジを通した学びを伝えながら、自身の好きなことや夢について考えてもらいました。オンライン開催ではありましたが、積極的に手を挙げて発表しようとしてくれたり、リアクションを取ってくれたり、画面を通してでも、南蒲小学校のみんなの元気な様子が伝わってきました。楽しんでくれているようで嬉しかったです。みんなが記入してくれた夢シートも、ワクワクしながら待っています。
きらぼし銀行様には、子どもたちの未来のために素敵な時間を提供していただき、感謝しております。ぜひ、引き続き、素晴らしい時間を一緒に作っていければ嬉しいです。
支援企業担当コメント
峰岸宏実 様(株式会社 きらぼし銀行 広報部)
本年度はきらぼしグループの主な店舗展開エリアである東京都内と神奈川県内の小・中学校11校21クラスにて「夢の教室」を実施しました。また、今回は学校法人玉川学園様において当行の冠授業としては3年ぶりに、対面での「夢の教室」を提供させていただきました。コロナ禍においても「夢の教室」を実施できる環境に日々ありがたさを感じている一方で、授業当日は対面実施だからこそ感じ取ることのできる子どもたちのエネルギーにたくさんの元気をもらいました。
コロナ禍で生活形態は大きく変わりましたが、子どもたちの笑顔は変わることは無く私たちにエネルギーを与えてくれます。今後もきらぼし銀行は「夢の教室」の活動を通じて、地域の子どもたちが夢を持ち、その夢に向かって努力・成長する姿を応援します。