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富山県小矢部市の小中学校で「夢の教室」オンラインを実施(協賛:三井不動産グループ 三井アウトレットパーク 北陸小矢部)
2023年02月17日
JFAこころのプロジェクトは1月31日(火)と2月3日(金)、三井不動産グループの三井アウトレットパーク 北陸小矢部協賛による「夢の教室」オンライン授業を実施しました。
富山県小矢部市での授業は今年度で2年目を迎え、今回実施したのは小矢部市立津沢中学校と小矢部市立石動小学校の2校3クラス。
小矢部市立石動小学校の授業では、日本で初めて女性のプロ野球選手になり、今もなお現役としてチャレンジを続ける吉田えりさんが夢先生として登壇しました。
授業の冒頭、出会いの時間では「愛称は吉田から取って、ヨッシーって呼んでね!石川県のチームに所属していた時に三井アウトレットパーク 北陸小矢部に行ったことがあるから、すごく身近に感じているよ!」という会話からスタートし、続けて実施したじゃんけんゲームを通じて、あっという間に仲良くなった子どもたちとヨッシー。
笑顔溢れる楽しい時間を過ごした後、トークの時間では家族の影響で野球をはじめ、一生懸命やっているうちに好きなことになり、いつの日かプロ野球選手になることが夢になったことを話してくれました。
ただ、夢を叶えるまでの道のりは険しく、中学生になってから一緒に野球をしていた男子たちとの力の差を痛感し、さらには、女子は野球の試合に出場できないという高校野球の規定に夢を阻まれ本当につらい時期を過ごしたことも赤裸々に、子どもたちに打ち明けました。夢を叶えるまでの困難に直面した時に、自身の代名詞でもある“ナックルボール”と出会い、懸命に練習しながら習得し、ついにはプロへの道を切り開いたという話を通じて、「本当に好きなことや夢中になれることを大切にし、夢に向かってチャレンジし続けることが大切だよ」とメッセージを伝えました。
子どもたちは、授業の中でヨッシーの話を聞き、自分の将来の夢などを書く「夢シート」を通じて自身と向き合い、「夢シート」に書いた夢を自ら発表することを夢への第一歩となるチャレンジとして授業は終了しました。
授業が終わったあと「夢シート」に子どもたちから夢先生へのお手紙を書き、夢先生はそのお手紙を読んで子どもたちへのお返事を一枚一枚こころを込めて書くことで、授業後も夢先生と子どもたちの交流は続きます。
◆実施校(カッコ内は登壇した夢先生の氏名/競技 ※敬称略)
・小矢部市立津沢中学校(山口美咲/水泳)
・小矢部市立石動小学校(吉田えり/野球)
夢先生コメント
吉田えり さん(プロ野球選手)
三井アウトレットパーク 北陸小矢部様の協賛授業として、小矢部市立石動小学校の夢先生を担当させていただきました。私にとって初めての協賛授業でしたが、子どもたちはみんな「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」によくお買い物や遊びに行っていて、私自身も行ったことがあり、ご縁のある場所でした。お陰で、オンラインでしたが、授業の初めの出会いの時間からすごくみんなとの距離を近くに感じることができました。
授業では、2クラスともとっても元気いっぱいでたくさんの夢や好きなことの発表をしてくれて、担任の先生のご協力もあって最後までみんなが画面に注目し、夢シートにも熱心に書いてくれました。また、夢先生の「今の夢はなんですか?」と質問してくれる子もいて、好きなことや夢を子どもたちと一緒になって考えることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
子どもたちには、これからいろんな壁や試練が出てくると思いますが、今好きなことや夢中になっていることを大切にして、またお友達と切磋琢磨しながら、たくさんのことにチャレンジしてほしいなと思います。
今回このような素敵な機会を作ってくださり、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
支援企業コメント
南玲子 様(三井不動産商業マネジメント株式会社 三井アウトレットパーク 北陸小矢部オペレーションセンター)
この度は、三井不動産株式会社の冠授業で三井アウトレットパーク 北陸小矢部として「夢の教室」を開催させていただきました。夢先生が語る「努力、失敗、悔しさ」そこから繋がる「成功、達成」の体験談を、子どもたちが真剣に聞き発言している姿に感銘を受けました。この先、さまざまな場面で夢先生の言葉を思い出しながら、夢に向かって努力してほしいと思います。今回はこのような貴重な時間を設けていただき、この場をお借りして御礼をお伝えしたく存じます。誠にありがとうございました。
担任の先生コメント
指山涼 先生(小矢部市立石動小学校)
5年生のこの時期、子どもたちは自分の夢について具体的に考えるようになります。そんな子どもたちが、今回、夢を叶え活躍されている方の実体験を聞いたことで、自分の将来について深く考えるきっかけとなったと思います。特に、吉田えり先生の「夢を見つけること・大切にすること・あきらめないこと」というメッセージは、子どもたちの心に響いているようでした。今はまだ自分の夢をイメージできていない子どもも、これから夢を見つけていきたいという思いを膨らませていました。「夢の教室」が終わった後、子どもたちは「あっという間だったなあ」とつぶやいていました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。