JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > JFA 第34回全日本O-30女子サッカー大会 TOP > 最新ニュース一覧 > シュピーニ大阪が初優勝に輝く! JFA 第34回全日本O-30女子サッカー大会

ニュース

シュピーニ大阪が初優勝に輝く! JFA 第34回全日本O-30女子サッカー大会

2023年03月20日

シュピーニ大阪が初優勝に輝く! JFA 第34回全日本O-30女子サッカー大会

JFA 第34回全日本O-30女子サッカー大会は3月19日(日)、大会最終日が行われ、シュピーニ大阪(関西/大阪)が初優勝を果たしました。

1次ラウンドで各組1位になったチームによるノックアウトラウンド決勝では、シュピーニ大阪と大和シルフィード98(関東/神奈川)が対戦しました。序盤から一進一退の真っ向勝負が繰り広げられましたが、徐々にシルフィードがタッチ数の少ないパスワークで押し込むようになりました。終盤にシュピーニが連続CKを得たものの、シルフィードが体を待って守り切り、0-0でハーフタイムに入りました。

両チームとも選手交代を繰り返し、3日間で5試合目となるゲームに総力を注ぎ込みました。力を振り絞ってサイドを突くシュピーニは、39分に素晴らしい連係からゴールわずか左にそれるシュートを放ちました。PK戦も見えてきた終了間際、シュピーニの執念が実りました。畳み掛ける攻撃から、最後は齊藤仁美選手がゴール左に決め、この先制点がチームを日本一に導く決勝点になりました。

2位グループではSOCIOS.FC.VENGA(関東/東京)、3位グループではLegame(東海/三重)、4位グループではFCべにばな(東北/山形)が、それぞれ決勝で勝利。出場全チームが3日間で5試合を戦い抜き、4年ぶりに開催された大会を盛り上げました。

選手コメント

奥田亜希子 選手(シュピーニ大阪)
試合ごとにチームの雰囲気も良くなり、強いチームと対戦することで、チームの結束がより高まったと思います。関西予選決勝で負けましたが、空きが出た出場枠に抽選で入ることになったので、「失うものは何もない」というチャレンジャー精神で臨めたことが優勝に大きく影響したと思います。このチームは勝ち負けにかかわらずプレーを楽しんで、誰かが失敗してもカバーして、モチベーションを上げてくれます。来年の大会でも、また楽しくサッカーができたらいいなと思います。

岩田信歩 選手(大和シルフィード98)
去年の4月に発足した、まだ1年目のチームなので、全国準優勝は上出来だと思っています。中学や高校時代に大和シルフィードで一緒にプレーしていた仲間が集まったのですが、最初は県予選を突破できる自信もありませんでした。やはり全国大会はレベルが高いと感じましたが、人数もぎりぎりの状況でよく戦ったと思います。昔から知っている仲間だから一緒にサッカーをしたいと思えるし、プレーやスタイルもよく分かっています。またこの舞台に来られるように頑張ります。

武末彩子 選手(SOCIOS.FC VENGA)
2019年のチーム発足後、2回出場権をつかんだのですが、コロナ禍で開催されずに全国を夢見るだけで終わっていました。ずっとキャプテンを務めてきた坂下亜実選手が長期リハビリに入ったため代役主将となり、そういった仲間の気持ちもピッチ上で表現しようと思っていました。ボールでつながる他地域の同じ世代の同志と、こうして長くサッカーを楽しめる環境があることに、とても感謝しています。こういう風景が全国に広がり、女子サッカーが盛り上がる手助けをできればと思います。

星野美幸 選手(FC.TONレディース)
短期間で5試合して、体はすごくきついのですが、チームとして皆が成長できる3日間だったと思います。技術がない分は気持ちでカバーして、監督からは一致団結して楽しもうと言われていました。試合以外の場面でも仲良く和気あいあいとできて、良かったです。全国大会ベスト16なので、胸を張って帰ろうと思います。今回は育児で来られなかった若い世代も連れて、また来年頑張りたいです。

大会期間:2023年3月17日(金)~2023年3月19日(日)
大会会場:静岡県/時之栖スポーツセンター裾野グラウンド

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー