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柏が青森山田に逆転勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第19節

2024年10月21日

柏が青森山田に逆転勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第19節

日本サッカー協会は、10月19日(土)、20日(日)に高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024EASTの第19節を開催しました。三協フロンテア柏スタジアム(千葉)では、柏レイソルU-18(千葉)と青森山田高校(青森)の試合が行われました。

ピックアップマッチ

柏レイソルU-18 3-1(前半0-1、後半3-0) 青森山田高校

快晴の下、スタジアムには多くのファン・サポーターに加え、柏のトップチームの選手たちも来場。柏のアカデミー関係者が口を揃えて「本当に幸せなこと」と語るホームの雰囲気の中で試合が始まりました。

対する青森山田は、正木昌宣監督が「悪い試合をしているわけではない」という流れながら、「(青森)山田らしくはない」失点が続いており、その克服をひとつのテーマとして今回の一戦に臨みました。

序盤からマンツーマン気味に柏の選手たちへの厳しいディフェンスを継続。自由なビルドアップを許さず、10分にはロングスローのこぼれ球をFW石川大也選手(#19)がねじ込み、早くも先制点を奪い取ります。

「前半は0-0でいいというプランだった」(藤田優人監督)という柏にとっては手痛い失点ではあったものの、慌てることなくハーフタイムまで試合を運び、後半から反撃を開始します。

「このスタジアムで絶対に負けられなかった。青森山田は気持ちが強いチームだけれど、僕らは気持ちでも相手を上回ろうと思っていた」とGK栗栖汰志選手(#1)が話す通り、ホームの後押しを受ける柏は後半から戦術的な修正を行い、青森山田を押し込んでいきます。54分にはゴール前での跳ね返りから両チームの選手が入り乱れる流れとなりますが、最後はFWワッド・モハメッド・サディキ選手(#9)が押し込んで同点に追いつきます。

さらに67分には左サイドのMF徳田波音選手(#22)のクロスボールをFW吉原楓人選手(#11)が押し込んで逆転に成功。76分にはワッド選手が再び決めて、3-1とリードを広げました。

青森山田にとっては、「相手のシステム変更に対応できなかった」(DF小沼蒼珠選手 #5)流れから、「あまりにも簡単に失点し過ぎた」(正木監督)苦しい展開。選手交代から反撃を狙いますが、GK栗栖選手の好守にも阻まれ、ゴールネットを揺らすことはできず。柏が3-1のスコアで青森山田に逆転勝利を飾りました。

試合前、藤田監督は「今日は俺たちが勝つ。なぜかわかるか?」と選手たちに問いかけていました。FW戸田晶斗選手(#10)がすかさず「ここは俺たちのホームだから」と答えた通り、柏の選手たちはホームの声援を力に変えて逆境を跳ね返し、凱歌をあげました。

監督・選手コメント

藤田優人 監督(柏レイソルU-18)
前半は0-0でいいというプランでした。その中での失点は選手たちにとって良い学びになったと思います。優勝を意識したりすることはありません。まず目の前の試合に勝つこと、一戦一戦を大事にすることを引き続き意識していきたいと思います。ここでは負けるつもりはなかったですね。私が指揮を執るようになってから、このスタジアムでは全勝ですから。

GK #1 栗栖汰志 選手(柏レイソルU-18)
こういう舞台で試合をするチャンスを与えていただいて感謝の気持ちしかありません。今まで経験したことのないような応援を受ける中で、勝利を絶対に届けないといけないという気持ちでした。その力で全員がやり切ることができました。今年のレイソルらしさは気持ちの強さ、球際で戦えるのがチームの良さ。それを出すことができました。

正木昌宣 監督(青森山田高校)
外した決定機はいくつもあったので、「あれを決めていれば」と言われるかもしれません。ただ、そもそもお互いにたくさんチャンスが生まれるような展開は自分たちが望んだものではなく、もっと守備で隙をつくらせないのが山田らしさです。いろいろな要因が重なってのことですが、守備の距離から修正していかなければならないと思っています。

DF #5 小沼蒼珠 選手(青森山田高校)
失点したときに自分がもっと厳しく言わないといけなかったと思っています。失点して、みんなが集まってきたときに、自分の声かけでもっとベクトルを一つにしないといけなかったのに、キャプテンとしてその仕事をできませんでした。それが3失点の原因で、自分がまず反省しないといけないと感じています。個人もチームも、もっと成長しなければなりません。

その他の試合結果

EAST
流通経済大学付属柏高校 2-0(前半0-0、後半2-0) 横浜FCユース
前橋育英高校 3-2(前半2-2、後半1-0) 大宮アルディージャU18
市立船橋高校 3-1(前半2-0、後半1-1) 尚志高校
FC東京U-18 1-2(前半1-1、後半0-1) 昌平高校
川崎フロンターレU-18 1-2(前半0-0、後半1-2) 鹿島アントラーズユース

WEST
神村学園高等部 2-1(前半0-1、後半2-0) 米子北高校
名古屋グランパスU-18 9-2(前半5-1、後半4-1) 帝京長岡高校
ヴィッセル神戸U-18 1-0(前半0-0、後半1-0) ファジアーノ岡山U-18
静岡学園高校 0-0(前半0-0、後半0-0) 鹿児島城西高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-1(前半1-1、後半1-0) サガン鳥栖U-18
東福岡高校 1-2(前半0-2、後半1-0) 大津高校

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
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