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U-14モンゴル女子代表、松島フットボールセンターでのトレーニングキャンプを終え帰国
2016年08月30日
8月12日(金)から宮城県の松島フットボールセンターでトレーニングキャンプを実施していたU-14モンゴル女子代表が、全日程を終了して21日(日)に帰国しました。
キャンプ中に7試合ものトレーニングマッチを組んだU-14モンゴル女子代表。18日(木)には壱岐監督が所属していた男子シニアチームの宮城フェニックスと対戦し、初ゴール、初勝利を飾りました。またトレーニングの合間には松島フットボールセンター近くの海水浴場で初の海水浴を経験したり、松島観光や市内の温泉旅館にも宿泊。日本文化を体験しました。
なお期間中、河北新報や宮城テレビが取材に訪れ、宮城県内で高い注目を集めるキャンプとなりました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
8月13日(土) vs ベガルタ仙台レディースジュニアユース 0-24(0-11、0-20) 30分x3
8月14日(日) vs 聖和学園高校女子サッカー部 0-10(0-4) 30分x2
8月15日(月) vs マリソル松島ジュニア 0-2(0-0、0-0) 20分x3
8月17日(水) vs 常磐木学園高校女子サッカー部 0-16(0-6) 30分x2
8月18日(木) vs 宮城フェニックス 3-1(0-1 ,1-1) 20分x3
8月19日(金) vs F.H.T.ペアーズ 0-8(0-6) 30分x2
8月20日(土) vs 仙台育英高校女子サッカー部 0-16(0-7) 30分x2
監督・選手コメント
壱岐洋治 監督(U-14モンゴル女子代表)
このキャンプで、モンゴルの選手たちに日本の女子サッカーを体感してほしいと思っていました。トレーニングマッチの相手にも恵まれたため、選手たちは非常に良い経験を積むことができたと思います。モンゴル代表にいま欠けているパスの意識を感じてもらい、今後どのように強化を進めていくか計画しなければなりません。サッカーの基本や仲間への配慮という意識も身につけていく必要があります。日本サッカー協会、歓待していただいた宮城県サッカー協会に改めて感謝の気持ちをお伝えします。モンゴルサッカーのために、今回学んだことを生かしながら頑張っていきます。
ウルジバヤル・バダムハタン 選手(U-14モンゴル女子代表/キャプテン)
今回、なによりもトレーニングマッチを楽しむことができました。そしてサッカーだけではなく、日本の文化や習慣にも触れることができました。日本の女子チームとの力の差は大きく、壱岐監督の言葉通り、日本は選手全員がひとつになって戦っていると感じました。とにかくチームワークのつながりが強いです。また日本に戻ってきて、今回のような合宿ができる機会があれば嬉しいです。
団長コメント
ソロンゴ・チメッド 団長(U-14モンゴル女子代表)
日本の皆さんのホスピタリティーには非常に驚かされました。我々とはサッカーのレベルの差が大きく、ピッチ外でも日本人選手の規律正しさや習慣から多くのことを学びました。試合結果はモンゴル代表にとって厳しいものでしたが、今回のキャンプでは勝ち負けよりも、選手たちがどのようなことを学んだかが重要です。壱岐監督就任後、徐々にではありますが選手たちが団結する姿勢を見せるようになり、プレースタイルもキックアンドラッシュからパスサッカーへと大きな変化を遂げています。また日本に戻って、このような合宿ができれば幸いです。
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