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シンガポール代表が大阪府内でトレーニングキャンプを実施
2018年11月05日
シンガポール代表は10月21日(日)から11月2日(金)までの13日間、大阪府のJ-GREEN堺にてトレーニングキャンプを行いました。
今回のキャンプは、11月8日(木)に開幕するAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)2018へ向けた選手選考とチーム強化を目的としており、滞在期間中に計2試合のトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
10月29日(月) | ● 1-4 (1-1, 0-3)/45分×2本 | vs 大阪学院大学 |
---|---|---|
10月31日(水) | ● 0-3 (0-2, 0-1)/45分×2本 | vs ガンバ大阪U-23 |
期間中には大阪市内観光やボーリング大会等も行いオフの時間を満喫しました。
監督・選手コメント
Fandi Ahmed 監督
今回のトレーニングキャンプはチームにとって素晴らしい経験となりました。J-GREEN堺はサッカーにとても集中しやすい素晴らしい環境でした。そんな環境下での生活をしていく上で、チームの団結力も増して大会に向けて良い準備を行えたと思います。ミーティングはいつでもできますし、マッサージやお風呂・水風呂などリカバリーやコンディショニングの面でも充実させることができました。トレーニング環境も完璧でした。J-GREENという天然芝・人工芝にフットサル場をたくさん備えている最高の施設でのトレーニングはとても良かったです。また施設のスタッフの皆さんのサポートやおもてなしはとても助かりました。特にチームのほとんどがムスリムであり、ハラル料理だったり私たちにとっては繊細で重要なことに対してお気遣いいただきました。またJFAを含め今回のスケジュール調整などご尽力いただいた方に感謝しています。スケジュール管理を、チームの活動がスムーズにいくように動いてくれましたし、良い関係を築くことができました。また素晴らしい環境を提供してくださったことで、我々もただトレーニングするだけでなく、ここに毎晩練習に来る子供たちを見ることで日本が強いことも納得できましたし、シンガポールとの違いを垣間見ました。今回のキャンプでの素晴らしい経験を我々の協会だけではなく近隣国のマレーシアやタイの協会にも是非お勧めしたいと思います。スズキカップでは全力を出してベストを尽くしたいと思います。また日本のこれからのサッカーの発展とよりよい未来を願っています。
Harris Harun 選手(キャプテン)
まず宿泊所とトレーニング施設に関してはとても素晴らしく、全く問題ありませんでした。我々がトレーニングを行うにあたり必要なものは全て揃っていました。フィールドもリカバリーもコンディションの維持には良かったです。部屋も隣同士で行き来しやすく、チームとして常に近くいることができたのでより団結できる環境でした。食事もハラルのものを用意していただきましたし、朝昼晩全て美味しかったので、選手にとっては何も問題なかったです。オフでは2日間観光の時間がありましたが、大阪の街並みや道頓堀という場所には美味しい日本食を体験できましたし、ただ歩いているだけでも楽しかったです。何よりも天気が良かったのが幸いでした。大学のチームは技術も素晴らしく、日本サッカー全体のレベルが高いことを示していました。そのチームと対戦することで我々にも良いテストとなりました。またガンバ大阪U-23の試合は更にレベルが上がりとてもタフでした。どちらの練習試合もこの後に控える大会に向けて非常に重要で、良い準備となりました。スズキカップでは良い結果を残せるように全力を尽くしたいと思います。
Hassan Sunny 選手
日本には去年、ガイナーレ鳥取の練習参加で来ました。今回はシンガポール代表としてまた来ることができたので光栄に思います。この合宿は全てが完璧で何1つ文句の言いようがありませんでした。生活面では、部屋や練習のピッチまでの距離などサッカー選手にとってJ-GREENは、大会や試合への準備をするには最適だと感じました。食事についても申し分なく、味は美味しいですし、摂取しにくかったり嫌いなものもなく快適でした。サッカー選手がコンデションを保つもしくは上げるためのとても素晴らしい環境だと思いました。期間中2チームと練習試合を行いましたが、とても強くて素晴らしく、我々としてもたくさんの事を学びました。我々も日本のチームを良く知っているつもりでしたが、改めてどのレベルにおいても公式戦でも練習試合でもどんな時も100%を尽くす、それをこの2試合で1番学びました。長いトレーニングキャンプでしたが、スケジュールは常にチームとして滞りなく動くことができたのは今回サポートしていただいたJFAやJ-GREENのスタッフの陰の努力であると思います。ここに改めて感謝いたします。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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