ニュース
フィリピン女子代表代表のトレーニングキャンプを受け入れ(10/30~11/13@大阪府Jグリーン堺)
2019年11月21日
フィリピン女子代表が10月30日(水)から11月13日(水)まで大阪府堺市のJグリーン堺でトレーニングキャンプを行いました。今回のキャンプは11月26日(土)よりフィリピンのマニラで行われるSEAゲームズ2019(東南アジア競技大会)に向けた強化、代表選手選考を目的としたもので、練習のみならず、日本の大学、J1、J2のチームと練習試合も行いました。
今回対戦したチームは大阪体育大学、セレッソ大阪レディース、ASハリマアルビオン、伊賀フットボールクラブの4チームです。2週間という期間中に戦術、連携の強化のみならず、チーム力の底上げもまた一段高めることが出来た充実したキャンプになりました。また今回の最終日に候補選手25人から23人までに絞られ、帰国後に国内で行われる最終キャンプ後に20人にまで絞られます。フィリピン女子代表のグループリーグ初戦は11月26日(火)に行われるミャンマー戦です。
滞在中のスケジュール
10/30(水) | 関西空港着、Jグリーン堺へ移動 |
---|---|
10/31(木) | トレーニング |
11/1(金) | トレーニング |
11/2(土) | トレーニングマッチ vs大阪体育大学 30分×3 ●1-2(0-1、0-1) |
11/3(日) | J3 C大阪U-23vs岩手 観戦@ヤンマースタジアム |
11/4(月) | トレーニング |
11/5(火) | トレーニング |
11/6(水) | トレーニングマッチ vsセレッソ大阪レディース 30分×3 ●0-4(0-1、0-2) |
11/7(木) | トレーニング |
11/8(金) | トレーニング |
11/9(土) | トレーニングマッチ vsASハリマアルビオン 45分×2 ●0-6(0-4)、40分×1 ○2-1 |
11/10(日) | OFF 文化交流@道頓堀 |
11/11(月) | トレーニングマッチ vs伊賀フットボールクラブ 45分×2 ●0-5(0-4)、40分×1 ○1-0 |
11/12(火) | OFF 文化交流@りんくうプレミアムアウトレット |
11/13(水) | ショッピング@りんくうプレミアムアウトレット、関西空港より帰国 |
監督・選手コメント
ディムゾン・マルネリー 監督
今回のキャンプにとても満足しています。ここで過ごした2週間は全てが我々にとっていい経験になりました。施設もとても素晴らしかったし、食事も美味しく、スタッフの方々も良くしてくださいました。
チームスタイルの異なる質の高い日本チームと対戦出来たのは間違いなく選手にとっても、私にとってもいい経験でした。分かっていたことではありますが、技術面、戦術理解等、全ての面で大きなギャップを感じました。チームの目標はもちろんSEAゲームズでメダルを獲得することです。メダル獲得という結果をしっかりと残すことは今後のフィリピンサッカーに間違いなくプラスに働いていくと思います。今回はJグリーン堺で強い相手と試合を重ね、フィリピンではできない大会準備を行いました。是非また日本でキャンプをしたいと思います。
リム・クラール・エリザベス 選手
今回のトレーニングキャンプはとても素晴らしかったです。全て質が高く、技術向上にフォーカスすることが出来ました。質の高い日本のチームと対戦出来たことがまず貴重な経験でした。4つのチーム、それぞれプレースタイルが異なり、フィリピンサッカーとのスタイルの違いを実感することが出来ました。この経験を生かして自分達も向上していきたいと思います。技術、スピードなど全ての部分で相手が勝っていました。チーム全体で1人の選手を孤立させることなく他の選手のサポートの仕方や、ボールを持っていない時の選手の動きは特に勉強になりました。この経験をぜひSEAゲームズで生かしたいと思います。
シマラゴ・カラー・リリノエカラニ 選手
Jグリーン堺でのキャンプはとても良かったです。ピッチも綺麗だったし、全てがスケジュール通りスムーズに進み、サッカーに集中することが出来る環境で練習、試合出来たことが嬉しかったです。
質の高いチームと対戦出来たことは良かったです。前回の対戦相手の大半が大学生チームだったですが、今回は1部、2部のチームと対戦させてもらうことが出来ました。試合結果は我々が望んだ結果ではありませんでしたが、結果以上にそれらの試合から、早いゲーム展開、精度の高いプレーとは何か、自分達が目指すべきところはどういったチームなのか感じることが出来たのは良かったです。またぜひ日本でキャンプできたら嬉しいです。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
詳しくはこちら
関連ニュース
最新ニュース
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待
- 選手育成 2024/11/21 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に3選手を認定
- 指導者 2024/11/21 2025年度 JFA 女性指導者Bライセンススキルアップ研修会 開催要項~2025年度Aジェネラルライセンス受講に向けた準備コース~
- 日本代表 2024/11/21 2025 SheBelieves Cupに参加が決定 なでしこジャパン(日本女子代表)