平成30年度JFAアカデミー福島13期生の入校式を、4月5日(木)、御殿場高原ホテルで行いました。多くの来賓の方々や保護者、在校生に祝福され、13期生男子16名、女子6名、計22名が入校しました。

福島県、静岡県の関係者の方々、また日本サッカー協会 田嶋会長よりお祝いの言葉が送られると、それに応えるように新入生たちは「サッカーで福島の復興に役立ちたい。世界で活躍できる選手になりたい」と決意を述べました。13期生22名は今後6年間、厳しい環境の中、自分の夢に向かって進んでいきます。

JFAアカデミー福島　13期生 入校生一覧

アカデミー生コメント

金成瑠那 選手（中1:13期生）
私は今日からJFAアカデミー福島の一員になりました。私の夢は、なでしこJAPANに入ってプレーすることです。そしてたくさんの人々に夢と希望を与えられる選手になりたいです。アカデミーの寮生活に早く慣れて、良いパフォーマンスを出来るようにしたいです。これからつらい事があっても、ここにいる仲間と手を取り、たくさん練習して乗り越えていきたいです。夢を叶えられるよう頑張ります。

植田陸 選手（中1:13期生）
4月5日、僕たち13期生はJFAアカデミー福島の入校式に臨みました。その中で、僕は13期生を代表して、決意表明を述べました。決意表明を任されたときは信じられず、両親も驚いている様子でした。内容を考えている時は、自分にしか考えられないことを言いたかったので、自分自身の考えを整理して、家族と相談しながら、決めていきました。本番では、田嶋会長をはじめとする来賓の方々の多さに驚き、足がプルプル震えてしまいました。しかし、決意表明では自分の言いたいことをしっかりと伝えられ、良いスタートを切ることができました。これからは、素晴らしい環境のなかで、13期生の仲間と切磋琢磨し、世界中でプレーするという夢に向かって誰よりも努力していきたいです。

石川くらら 選手（中3:11期生）
入校式は中学生のみの出席のため、私たち11期生（中学3年生）は今回の入校式を最高学年として迎えました。昨年度までは役割のない中で参加していましたが、今回は司会、歓迎の言葉、控室、席案内などの係に分かれて、それぞれが仕事につきました。式に参加し、最高学年という立場を改めて実感するととともに、私たちはいろいろな人に支えられているからこそ、サッカーができるということを確認することができました。また式の後に男女合同ミニゲーム大会を行いました。普段はあまり関わることのない男子の選手と合同でチームを組みプレーをすることに、始めは緊張もあり、表情がこわばってしまいましたが、ゲームをたくさん行うことで笑顔も増え、みんなとても楽しそうにプレーをしていて良かったと思います。最高学年という責任を持ちながら、良いシーズンとなるように頑張りたいと思います。

尾崎太亮 選手（中3:11期生）
僕は今回、入校式の司会を任されました。最初にそれを聞いた時は、上手くできるか不安でいっぱいでした。本番用の原稿を渡された後は、何度もそれを読み込みました。練習するにつれ、スムーズに話せるようになり、少しずつ自信がついてきました。当日は、開式の時間が近づくにつれ、来賓の方々が多くなり、緊張してきました。試合とは異なる緊張感はなかなか味わえるものではないので、これから人前で話すような機会があれば、より落ち着いて話せるようになると思います。入校式は13期生にとってアカデミーでの最初の一日となるので、素晴らしいスタートになるようにと思いを込めて司会を務めました。13期生は、まだまだ分からない事や、心配事も多いと思うので、僕たちがしっかりとサポートし、頼られる存在になりたいです。