JFAエリートプログラム女子U-14は8月18日(土)、中国サッカー協会が主催する「CFA International Women’s Youth Football Tournament Weifang 2018」へ出場するため、第1回目となる活動をスタートさせました。

今回の活動は中国・山東省への遠征です。全国から選抜された20名の選手は、22日(水)～26日(日)まで開催される同大会で、U-15アメリカ女子代表、U-15チェコ女子代表、U-15中国女子代表と対戦します。

コーチコメント

轟奈都子 日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ
18日に成田のホテルに集合し、エリートプログラム女子U-14中国遠征がスタートしました。初日は、まず最初にこの遠征の目標『CFA International Women’s Youth Football Tournament Weifang 2018で優勝する』と目的『世界のトップレベルのチームとの対戦から有意義な経験を積み、選手個々の能力とチーム力向上を目指す』を選手たちと共有しました。その後、SAMURAI BLUE（日本代表）アスレティックトレーナーの前田弘さんからセルフコンディショニングやオフザピッチでの習慣についてのレクチャーを行っていただきました。FIFAワールドカップロシアでのSAMURAI BLUEの選手たちの様子や話を交えながらセルフコンディショニングの重要性やオフザピッチでの過ごし方・行動・習慣の大切さについて話をしていただき、選手たちはセルフコンディショニングやオフザピッチでの習慣がそのままオンザピッチでのパフォーマンスに繋がっていることを深く理解することができ、大変貴重な時間となりました。最後にエリートプログラム女子U-14での約束やコンセプトをみんなで共有し、初日の活動を終えました。

2日目となった19日(日)は移動の後、軽く身体を動かし、夜にはミーティングを行いました。ミーティングでは選手個々が事前に考えてきたこの遠征でのスローガンをグループの中で発表し合い、その後全員で話し合いながらチームのスローガンを『Do my best at this moment！（この瞬間に全てをつくせ！）』に決定しました。

この遠征をより有意義で充実したものにできるよう、選手全員で決めたスローガンのもと、オフザピッチでの行動・習慣も含め一人一人が自覚と責任をもって行動し、それぞれの特長を出し合いながら、みんなで全力で取り組んでいきたいと思います。

選手コメント

林愛花 選手（JFAアカデミー福島）
中国遠征、移動の1日が終わりました。青島空港から約二時間かけ、山東省濰坊市に入り、お世話になるホテルの方々が迎えてくださいました。海外での生活は日本との違いが大きく見え、海外で戦い抜くには常に工夫をしなければいけないと感じました。特に、トイレや食事、お風呂など身の回りのほとんどのことが日本と違い、この地で8日間どう過ごしていくか、そして最善の準備ができるかが勝敗に関わってくると思うので、自発的にチームのために色々な場面で貢献していきたいです。世界と戦うチャンスに感謝して、責任ある行動で活動していきたいと思います。

大山愛笑 選手（日テレ・メニーナ）
中国遠征が始まり、成田から中国へ移動をしました。荷物がたくさんありましたが、みんなで協力をしながら管理し、運ぶことができました。ホテルに到着した時は、多くの人が出迎えてくださり、驚きました。その後、夜のミーティングでは、チームのスローガンを全員で話し合い、「Do my best at this moment」に決定しました。「この一瞬に全てを尽くせ」という意味です。明日から本格的なトレーニングが始まりますが、このスローガンを忘れずに、第一戦のアメリカに勝てるようチーム一丸となって精一杯準備したいと思います。

角田楓佳 選手（浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース）
中国遠征が始まりました。私は初めての海外なので、とてもドキドキしました。青島空港からバスで2時間かけてホテルへ移動しましたが、その途中も多くの景色を見ながら日本と違うことを実感しました。途中のパーキングエリアで利用したトイレでも、環境や使い方の違いに驚きました。中国の文化やルールをしっかり学び、これからの生活に活かしていきたいと思いました。明日から始まるトレーニングでは、試合に向けて自分ができることをしっかり頑張ります。

スケジュール

※時間は全て、現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。