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安倍総理のブラジル訪問 ブラジリアでの「感謝の集い」にジーコ元日本代表監督らが出席
2014年08月08日
公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は、安倍晋三総理大臣のブラジル訪問時に、日本サッカーの発展に大きく貢献した日本とブラジルのサッカー関係者を招き、ブラジリアにてJFA主催の夕食会の開催および日本政府主催の「感謝の集い」に協力しました。
7月31日の夕食会に続き、翌8月1日に開催された「感謝の集い」には、安倍総理、世耕内閣官房副長官、梅田邦夫駐ブラジル日本国大使、木村総理大臣補佐官、マガリャエス ブラジルサッカー連盟副会長、大仁邦彌JFA会長らが出席。また、日本サッカーの発展に大きく貢献した8名のサッカー関係者(アルシンド氏、オスカー氏、サンパイオ氏、ジーコ氏、セルジオ越後氏、ドゥンガ氏、ビスマルク氏、マリーニョ氏)にもご参加いただき、会の最後には安倍総理とジーコ氏のパス交換や参加者全員での記念撮影を行うなど、終始和やかな雰囲気でした。
「感謝の集い」における安倍総理のスピーチ及び夕食会における大仁会長のスピーチ(要約)は以下の通りです。
安倍晋三総理
日本で選手や監督として活躍した数多くのブラジル人のお陰で、日本サッカーが発展し日伯関係が向上した。多大なる貢献に感謝。また、サッカー交流にとどまらず、幅広い分野で活躍いただいたことで、両国間に親近感が育まれたことは日伯関係の大きな財産であり、高く評価している。2011年3月の東日本大震災の直後には、チャリティーマッチへの協力など心温まる支援をいただいたことにも重ねて御礼を申し上げたい。2015年は、日ブラジル外交関係樹立120周年にあたり、両国で相互理解を深めるための数多くのイベントを開催予定。日伯関係の更なる拡大のため、引き続き皆様に支援をお願いしたい。
大仁邦彌JFA会長
日本サッカーとブラジルとの関係が始まってから、まもなく半世紀になろうとしている。特にJリーグが発足してからは、ブラジルからワールドクラスの選手や監督が続々と来日して、日本サッカーは飛躍的にレベルアップした。この進歩の影に、異国の地で日本サッカーのために情熱を注いでくださったブラジル人選手、ブラジル人指導者の皆さんの存在があったのは言うまでもない。心から感謝申し上げたい。
来年は日伯国交樹立120周年を迎える。今後もサッカーを通じて、日本とブラジルの交流がますます盛んになっていくことを願っている。