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新潮社に対する訴訟提起のお知らせ
2010年01月26日
日本サッカー協会と犬飼基昭(会長)、川淵三郎(名誉会長)は、2009年11月18日発売の『週刊新潮』(新潮社発行)に掲載された記事が、日本サッカー協会、名誉会長、会長に対する名誉棄損にあたるとして、その損害賠償等を求める民事訴訟を1月26日付で東京地方裁判所に提起しました。
原告
財団法人 日本サッカー協会(会長 犬飼基昭)
川淵三郎
犬飼基昭
原告訴訟代理人
弁護士 梓澤和幸
弁護士 出口裕規
弁護士 大城 聡
被告
株式会社 新潮社(代表取締役 佐藤隆信)
訴訟の理由
2009年11月18日に発売された『週刊新潮』に「旭日重光章でも川淵三郎が浴びたブーイング」と題して、事実とは異なる記事が掲載された。日本サッカー協会としても看過できないことであるとして、本件訴訟の提起に及んだ。
訴訟に関するコメント
川淵 三郎
「これまでも事実無根の記事や個人・組織を誹謗中傷する記事が掲載され不快な思いをしてきたが、抗議することで余計おもしろおかしく取り沙汰されると危惧し、我慢してきた。しかし、虚偽の報道をこのまま放置しておくことはできないし、今後もそういったことがあってはならない。不当な報道によって家族や周囲が受ける心の傷は計りしれず、また、サッカー界が不当に不利益を被ることにもなるため、今回訴訟を提起するに至った。」
犬飼基昭
「事実無根の記事が掲載されることによって、日本サッカー協会の組織や活動が誤解され、全国各地でサッカーを楽しんでいる多くのサッカーファミリーの期待や夢が汚されることはあってはならない。また、こういった報道によってサッカー界の社会的活動に支障が生じることがあってはならない。」