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「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」設置に向け、千葉県と基本協定を締結
2015年09月14日
日本サッカー協会はこの度、(仮称)JFAナショナルフットボールセンターの県立幕張海浜公園への設置に向けて相互に協力していくことなどを盛り込んだ基本協定を、千葉県と締結しました。
9月11日(金)に行われた締結式には、千葉県の森田健作知事と日本サッカー協会大仁邦彌会長が出席しました。森田県知事は「千葉県を選んでくれたことは本当に素晴らしいことです。県民の方々が来てくれてよかったと思ってもらえるよう、行政としてもしっかりとした支援を行っていきたい」と語り、大仁会長も「各地からのアクセスなど立地および周辺環境の良さ、またフットボールセンター機能を発揮できる用地が確保できることから候補地に決定しました。充実した施設にし、地域のスポーツ振興にも寄与したい」と今後に向けた抱負を述べました。
また大仁会長は同日、県立幕張海浜公園がある千葉市を訪れ、熊谷俊人千葉市長に基本協定締結を報告しました。
JFAは今後、千葉県や千葉市、その他関係団体等の協力のもと、候補地である県立幕張海浜公園の整備基本計画などを具体的に進めていきます。
コメント
森田健作 千葉県知事
ナショナルフットボールセンターが千葉県に出来るのは名誉なことです。幕張では2020年の東京オリンピックで3競技が開催されることが予定されていますが、このフットボールセンターの設置により、「幕張」が世界に大きく発信されます。これからJFAと詰めていくことになりますが、ぜひ2020年よりも前に開設をしていただけたらと思います。また県民に楽しんでいただけるような施設をお願いしたいですし、県としても全力で応援していきたいです。
大仁邦彌 公益財団法人 日本サッカー協会会長
日本サッカーにとって、各代表チームの強化はもちろん、サッカーの普及や指導者・審判の養成などの機能を備えた協会専用のフットボールセンターを持つことは長年の夢でした。幕張海浜公園は空港やスタジアム、最寄りの駅、またホテルや病院などへのアクセスが良く、用地を確保することもできます。世界レベルのフットボールセンターであることはもちろんのこと、地域の皆さまにも楽しんでいただけるような施設をぜひ作りたいと考えています。