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田嶋幸三JFA副会長が会長予定者として選出

2016年01月31日

田嶋幸三JFA副会長が会長予定者として選出

日本サッカー協会(JFA)の会長予定者を決める初の選挙が本日(1月31日)の臨時評議員会で行われ、評議員の75票のうち、40票を獲得した田嶋幸三氏(JFA副会長)が次期会長予定者に選出されました(田嶋氏40票、原博実氏(JFA専務理事)34票、白票1)。

評議員会後、記者会見に立った田嶋副会長は、「マニフェストを確実に実行していくことを含め、私に課せられた課題は多々あると思っている。決して今の日本のサッカーが順風満帆でいるわけではない。しっかりとした道をもう一度、築きたい。先輩をリスペクトし、そして、未来をリスペクトするために必要な決断をしてかなければならない。Jリーグ、JFL、各種連盟、47都道府県協会、9地域協会、選手会などすべてのステイクホルダー、そして全国のサッカーファミリーの皆さんをしっかりリスペクトして素晴らしいサッカー界をつくっていきたい」と意気込みを述べました。

質疑応答では、報道陣から最も重視することを聞かれ、「マニフェストでは“育成日本復活”を第一に掲げたが、それには指導者養成や環境整備をしっかりやっていかなければならない。U-20、U-17世代が世界に出ていないが、若い世代で世界を経験することが重要だということは過去を見てもはっきりしている。Jリーグのアカデミー、中体連、高体連の皆さんと話し合いの場を持ち、積極的に取り組んでいきたい」とコメント。また、シーズン制については、「変えることが目的でない」と前置きし、「今回のように、2020年にオリンピック予選とFIFAワールドカップが重なるようなことがないよう、検討してほしいと言っている」と話しました。

田嶋副会長は、3月27日の定時評議員会後に開催される新理事会で正式に新会長として選任されます。

評議員会の資料はこちら

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