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2016年度JFA第7回理事会を開催
2016年06月16日
日本サッカー協会(JFA)は本日(6月16日)、理事会を開催しました。
先月の理事会で承認された「倫理・コンプライアンス方針」に基づき、今回の理事会では「倫理規範」の制定について協議され、承認されました。
「倫理規範」は、JFAの役職員(業務受託者、派遣職員含む)のみならず、JFA加盟団体やJクラブをはじめとする登録チーム、準加盟チーム、登録選手、指導者、審判員など、JFAに関わる団体・個人を対象にしています。法令遵守、人権の尊重、適切な経理といったコンプライアンスの強化、自然環境保護や社会貢献といったCSR活動への取り組み、アンチ・ドーピングや違法賭博の禁止といったインテグリティーに関わることも遵守事項として記されています。
今後、これらの方針や規範に基づいて『倫理ハンドブック』を制作し、倫理的な考え方や行動の醸成・浸透を図っていきます。
また、今年もJFAインターナショナル・コーチング・コース2016が開催されることが決まりました。同コースは2006年にスタートし、これまで延べ166人の指導者がアジア各国から来日してこのセミナーを受けています。2014年には女性指導者を対象にしたコースも実施されました。
第8回を迎える今年は、ゴールキーパーの指導者を対象にしており、7月12日から17日にかけてJ-GREEN堺(大阪府)で実施します。アジア貢献の観点からだけでなく、日本の指導者にとっても英語力や国際的な視点を身につける上で有意義なものになっています。
そのほか、アドバイザリーボードに新たに4人の有識者が加わること、大幅な改正となった『2016/2017競技規則』全文の日本語訳も承認されました。『2016/2017競技規則』は、JFAの公式Webサイト(JFA.jp)に掲載されています。
ほかには、SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMYジュニアユース監督で、JFAナショナルトレセンコーチ(女子担当)の狩野倫久さんがS級コーチに認定されたことも報告されました。これでS級コーチライセンス保持者は440人となりました。