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奈良県でJFAサッカーファミリータウンミーティングを開催
2017年07月12日
日本サッカー協会(JFA)は7月9日(日)、「サッカーファミリータウンミーティング」を奈良県奈良市で開催しました。
サッカーファミリータウンミーティングは、全国の47都道府県サッカー協会と共同で実施しているもので、今回が29回目。サッカーの現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、現場からさまざまな声を直接お聞きし、意見交換を行うものです。
奈良県でのタウンミーティングには、電動車椅子サッカーの関係者や自治体関係者、指導者、サポーター、奈良育英高校サッカー部(男女)の選手など約80名が参加しました。影山清 奈良県サッカー協会副会長は冒頭の挨拶で、奈良フットボールセンターが2面目の人工芝ピッチを来年4月にオープンさせる予定であることを明かし、「サッカーが地域にどのように貢献できるか。課題を共有し、改善に向けて奈良FA、JFAが一丸となって取り組めればと思う」とタウンミーティングの意義を語りました。
これを受け、奥野信亮会長も「県やJFAからの支援を受け、市民に親しんでいただけるサッカー施設ができ、サッカーのファンも奈良県で増えている」とコメントしました。続いて、田嶋幸三JFA会長がプレゼンテーションを行い、日本サッカーのこれまでの歩み、現在JFAが取り組んでいる事業や方針について説明しました。
参加者との意見交換では、サポーターの方からの観客増員への思い、4種年代のあり方、またフットサル競技に関する質問など多岐にわたるご意見をいただきました。奈良クラブビクトリーロード、プログレス奈良と2つの電動車椅子サッカーチームがある奈良県。電動車椅子サッカーの選手は、「競技をもっと普及したい。Jクラブ傘下のチームもできてほしい」と語り、練習会場確保の苦労も訴えました。奈良県サッカー協会、また自治体がこれを共有し、今後改善に向けて検討していくことになりました。
主な意見、要望、質問など
・4種年代の全国大会について、全日本少年サッカー大会予選とリーグ戦のあり方について
・3種、4種年代に対する、保護者や指導者など周囲の関わり方について
・電動車椅子サッカーの環境について
・育成年代におけるフットサル競技の位置づけについて
・Fリーグの将来について
・就学前からスポーツに取り組むことへの期待、効果について
・トップ選手の暴言、スポーツマンシップについて
・各試合における観客動員について
・女子サッカーの環境について
今後の開催日程
7月15日(土) | 和歌山県和歌山市 |
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※日本サッカー協会(JFA)は、2016年9月17日の兵庫県での開催を皮切りに、この「サッカーファミリータウンミーティング」を約1年間かけて47都道府県で開催します。
「サッカーファミリータウンミーティング」は、JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
コメント
参加者コメント
学校、特に中学校での女子サッカーの部活をもっと作ってほしいです。中学でやめてしまう選手が多く、それが奈良の女子サッカーの競技人口減少の原因ではないかと思います。
参加者コメント
サッカーはいろいろな歴史のなかで今があることがわかりました。
参加者コメント
障害者サッカーの種目がたくさんあることを初めて知りました。女子サッカーに対してもこれからの策を考えていて、いろんな思いを知ることができました。夢を持つことに対しての言葉を聞いて、これからもサッカーを頑張ろうとあらためて思いました。
サッカーファミリータウンミーティング
JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
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