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宮崎県でサッカーファミリータウンミーティングを開催
2017年08月29日
日本サッカー協会(JFA)と宮崎県サッカー協会は26日(土)、宮崎県新富町で「JFAサッカーファミリータウンミーティング」を開催しました。これは、サッカーの現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、現場からさまざまな声を直接お聞きし、意見交換を行うミーティングです。
全国で32回目の開催地となった宮崎県の会場には、約200人の方々にご参加いただきました。宮崎県サッカー協会の橋田和実会長による「みなさんと議論を深め、日本サッカーをより強くし、盛り上げていきましょう」という挨拶で会はスタート。まずはJFA田嶋会長によるプレゼンテーションで、日本サッカーの歴史や現在抱える課題、重点的に取り組んでいる内容について共有を図りました。その後、参加者の方からの質問や要望をお聞きしました。Jリーグ入りを目指すテゲバジャーロ宮崎、J.FC MIYAZAKI、JFLのホンダロックSCに関連したスタジアム、または県のサポートについてなど、内容は多岐にわたりました。この日は午前中に全国高等学校サッカー選手権大会宮崎県大会の組合せ抽選会が同会場で行われたこともあり、高校生も多く参加。都城泉ヶ丘高校からは「暴力根絶の具体的な方法は」、「日本と他国の育成の差とは」など積極的に質問があがっていました。
タウンミーティングが行われた新富町では、フットボールセンター設立の企画が進行中です。ミーティングに出席した新富町の揖斐兼久副町長は、「全国で人口が減少しているなか、新富町もまちづくりを真剣に考えている。航空や農産物といった特色に加えて、宮崎のフットボールセンターをぜひ新富町につくり、サッカーやスポーツを中心とした交流や街の活性化を図りたい」とご挨拶されました。これを受け、JFA田嶋幸三会長も「多くの方がこのフットボールセンターを待ち望んでいる。施設整備にJFAからも助成をしているが、有効活用し、多くの選手や審判、指導者が研さんを積むことを期待し、応援している」と語りました。
主な意見、要望、質問など
・九州リーグの審判のレベルについて
・天皇杯の試合開催について
・他チームのチャントの使用について
・日本と他強豪国の育成の差について
・暴力根絶の具体的な方法について
・宮崎県内のスタジアムについて
・宮崎県が定める重要イベントへの、JFLや九州リーグの認定について
・聴覚障害の選手の試合中の聴覚器使用について
・JFA2005年宣言の検証や今後の構想について
・テゲバジャーロ宮崎、J.FC MIYAZAKIへのサポートについて
今後の開催日程
9月8日(金) | 長崎県 |
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9月17日(日) | 富山県 |
※JFAサッカーファミリータウンミーティングは、全47都道府県にて実施する予定です。
コメント
参加者コメント
日本サッカー協会の取り組み、サッカーの歴史やサッカー界の盛り上げにかかる課題など、わかりやすい説明でした。本日のタウンミーティングを踏まえ、県全体としてサッカーの普及やJリーグへの参入、スタジアムの建設などが、もっと活性化されていくことを希望します。
参加者コメント
普段は指導者としてサッカーに携わっています。このような会を通して、改めて子どもたちへの接し方というのを意識することができました。今後も、目の前の子どもたちのため、宮崎のために、頑張っていきたいと思いました。
参加者コメント
障がい者がサッカー(スポーツ)をすることにより、生きがい(目標、努力、感動)が出来る様子に感激しました。サッカーの力、スポーツの力は世の中を良くするものだと再認識させられました。
サッカーファミリータウンミーティング
JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
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