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2017年度第10回JFA理事会を開催
2017年11月09日
日本サッカー協会(JFA)は11月9日(木)、JFAハウスで第10回理事会を開催しました。
理事会に先立ち、2020年の東京オリンピック代表を率いる森保一監督が理事に対して就任の挨拶を行いました。
森保監督は、「重責だが、東京オリンピックを支援してくださる全ての方々に喜んでいただける結果を目指し、全力を尽くしていきたい」と、大会への意気込みを述べるとともに、「(私が)預かる選手たちは成長段階にある年代。オリンピックの活動を通して、これまで育ててくださった全ての指導者、所属しているクラブの関係者、指導者の方々に、少しでも選手たちが成長したと思ってもらえるよう、また、彼らが、主戦場であるJリーグや大学で日本サッカーに貢献できるような働きを見せられるよう、(強化に)取り組んでいきたい」と意欲を示しました。
理事会では、11月25日(土)にJFAハウスで臨時評議員会を開催することが決まりました。
この評議員会では、2人の評議員を選任するほか、来年3月の役員改選について審議します。
ご存知の通り、JFAは2016年、初めて選挙による会長選出を実施しました。当時、行った選挙については、その方法にまだ改善の余地があることから、岡田武史副会長を中心に制度の検証を行うほか、FIFAの関係者とも意見交換をしてきました。しかし、まだ検討に時間が必要なため、岡田副会長と村井満副会長、赤須陽太郎副会長、馬渕明子副会長の4人の副会長であらためて議論し、前回の方法を踏襲することについて合意。それを、今回の理事会で説明しました。
今回、開催が決まった25日の臨時評議員会では、評議員に対して今回の理事会で了承を得た前回踏襲案を説明し、それを経て12月16日(土)の臨時評議員会で選出方法を決定。そして、来年の1月の臨時評議員会で会長予定者を選出し、3月の定時評議員会と理事会で正式に会長が選出されることになります。
理事会ではそのほか、10月25日(水)に締結したカタールサッカー協会とのパートナーシップ協定について報告されたほか、第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の開催地(愛媛県、松山市、宇和島市、愛南町、西条市、新居浜市)と愛媛県サッカー協会に対し、大会運営に多大なる貢献をしたとして感謝状を贈呈することも報告されました。