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2018年度第5回理事会を開催
2018年04月13日
日本サッカー協会は4月12日(木)、JFAハウスで2018年度第5回理事会を開催しました。
理事会では、協議に先立ち、田嶋幸三会長からSAMURAI BLUE(日本代表)のヴァイッド・ハリルホジッチ監督との契約解除に至った理由と経緯について説明がなされたました。その後、ハリルホジッチ監督に代わって就任した西野朗新監督があらためて紹介され、西野監督は、「日本サッカーの注目度、関心度を高めてチームを劇的に変えたい。”チーム・ジャパン“でワールドカップに臨みたい」とあいさつしました。
理事会では、SAMURAI BLUE(日本代表)の新たなコーチングスタッフも報告され、手倉森誠コーチ、浜野征哉GKコーチ、早川直樹コンディショニングコーチに加え、2020年の東京オリンピックに臨むU-21日本代表の森保一監督がコーチに、同じくU-21日本代表の下田崇GKコーチとU-19・U-16日本代表の小粥智浩コンディショニングコーチがそれぞれGKコーチ、コンディショニングコーチに就任したことが報告されました。
また、東日本大震災により静岡県に一時移転しているJFAアカデミー福島について協議され、男子は2021年4月から、女子は2024年4月から福島で活動を再開することが承認されました。男子は、中学1年生から1学年ずつ入校し、2026年4月に中学1年生から高校3年生の全学年がそろいます。
一方の女子は、一学年の選手数が6名で、チームを編成できないことから、中学1年から高校3年までの全学年で活動を再開することとし、2024年3月の時点で在籍している5学年が福島に帰還し、同年の4月に入校する中学1年生をもって全6学年がそろうことになります。なお、2019年9月のJFA理事会で、サッカー環境、教育環境、医療環境について最終確認を行うことにしています。
また、スポーツ庁が3月19日に発表した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を受け、鳥取県サッカー協会の池田洋二会長(JFA理事会オブザーバー)を委員長に、学校部活動検討委員会を設置することを決めました。今後は、池田委員長を中心に技術委員会で指導手引の作成を進めるほか、部活動の顧問のサポートや環境整備などを進めていきます。
このほか、「理事及び監事の職務権限規則」第8条第2項に基づく会長職務代行順位について協議され、第1順位を村井満副会長(Jリーグチェアマン)に、第2順位を岩上和道副会長にすることを決定しました。また前副会長の岡田武史参与にJFAシニア・アドバイザーを委嘱することも決定しました。シニア・アドバイザーは、常務理事会に出席するほか、アドバイザリー・ボードの統括などが職務となります。