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日本サッカーを応援する自治体連盟 平成30年度施設づくり研修会を開催

2018年11月22日

日本サッカーを応援する自治体連盟 平成30年度施設づくり研修会を開催

日本サッカーを応援する自治体連盟は11月20日(火)、平成30年度施設づくり研修会を愛知県にて開催しました。本研修会は、自治体におけるスポーツ施設整備の促進のため、最新の施設整備に関するノウハウの共有や視察を行うもので、一昨年のさいたま市、昨年の静岡市につづき、今年で3回目の開催となりました。20自治体32名が研修会に参加しました。

今年の研修会は3部構成で行われました。

最初に、名古屋市のテラスポ鶴舞から研修会がスタートしました。日本サッカーを応援する自治体連盟会長の清水勇人さいたま市長の開会挨拶につづき、同施設を整備し、運営する公益財団法人愛知県サッカー協会の徳田康専務理事とテラスポ鶴舞の坪井章憲所長らの案内により、テラスポ鶴舞の整備に至った背景、想いや施設の特徴についてのレクチャーを受けました。テラスポ鶴舞は、名古屋市が所有する鶴舞公園内に、愛知県サッカー協会が人工芝サッカーグラウンド2面・クラブハウスを整備後、市へ寄贈し、愛知県サッカー協会が指定管理者として同施設を運営しています。税金を投入せずに施設の設置・維持及び運営管理を行うケースは珍しく、全国から非常に注目されています。

続いて、同日夜に開催されるキリンチャレンジカップ2018 SAMURAI BLUE対キルギス代表の試合が行われる直前の豊田スタジアムにおいて、研修会参加者は、様々なゲストの方々をお迎えするための充実した設備と、その実際の活用法を視察しました。

最後に、スカイホール豊田にて座学研修会を行いました。研修会開催地である豊田市太田稔彦市長の歓迎の挨拶と、日本サッカーを応援する自治体連盟顧問を務める田嶋幸三日本サッカー協会会長の挨拶のあと、豊田市より、名古屋グランパスやラグビーワールドカップ2019™を活かしたまちづくりの推進と題し、豊田市が市民と一体となって取り組むスポーツを通じたまちづくり事例をご紹介いただきました。その他、今年行われた日本代表応援企画である「夢を力に2018」の自治体における活動報告や民設民営によるスポーツ施設整備事例の共有を行い、連盟副会長をつとめる田辺信宏静岡市長の挨拶により、研修会は終了しました。

研修会終了後、参加者の一部は豊田スタジアムに戻り、キリンチャレンジカップ2018 SAMURAI BLUE対キルギス代表の試合を観戦しました。

参加者コメント

清水勇人 さいたま市長・日本サッカーを応援する自治体連盟会長
本研修会の開催にあたり、日本サッカー協会、愛知県サッカー協会、豊田市の皆様のご協力に感謝申し上げます。昨年、埼玉県内の公立高校として初めて人工芝を敷設した市立浦和南高校が、本年の全国高等学校サッカー選手権大会埼玉県大会で優勝した例に見ても、施設整備の重要性は非常に大きいものと感じます。施設づくりを通じて各自治体がさらに活性化するよう、本研修会を有意義なものにしたいと思います。

田嶋幸三 日本サッカー協会会長・日本サッカーを応援する自治体連盟顧問
子どもたちが転んでも怪我をしない芝生のグラウンドづくり、施設づくりは我々にとっての生命線です。芝生のグラウンドがもっと日本中に増えたら、サッカーのみならず、スポーツを楽しむ子供が増え、ひいてはその子どもたちが健康で長生きできる様になると思います。我々サッカー協会だけの力だけでは施設整備、インフラ整備はどうにもできません。ぜひ自治体の皆様のお力をお借りできればと思います。

 

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