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2019年度第1回理事会を開催
2019年01月17日
日本サッカー協会(JFA)は1月16日(木)、今年度最初の理事会を開催しました。
理事会では、2019年度のナショナルコーチングスタッフなどについて協議されました。
男子は、2021年のU-20、U-17ワールドカップに向けて新たに立ち上がるU-18日本代表、U-15日本代表の監督が決定。現在U-20日本代表を務めている影山雅永監督、U-17日本代表の森山佳郎監督が引き続きそれぞれのチームを率いることになりました。
また、2020年のFIFA U-17女子ワールドカップを目指すU-16日本女子代表監督に狩野倫久さんが選任されました。狩野さんは女子のナショナルトレセンコーチやエリートプログラムの監督を務めた経験から、全国のトップレベルの女子のスタンダードや女子選手の育成の標準を把握していることなどを理由に女子委員会で推薦され、今回の選任となりました。
JFAのオンライン登録システム「KICKOFF」を使ったeラーニングでコンプライアンス研修プログラムをスタートすることが報告されました。これは、JFAに登録する約8万人の指導者と30万人の審判員を主な対象としたプログラムで、内容はサッカー界の倫理・コンプライアンス方針と倫理規範の解説、「ハラスメントの禁止」の事例紹介、確認テストで構成されています。スポーツ界における暴力やハラスメントの問題が取り沙汰され、サッカー界でもコンプライアンスの問題が顕在化している現状を改善し、セクシャルハラスメントやパワーハラスメント、暴力や暴言の根絶を目指します。
平成30年7月豪雨、平成30年台風21号、平成30年北海道胆振東部地震を対象にした復興支援活動の一環として行った「JFA災害復興募金」と全国自治体職員サッカー連盟からの寄付金、さらに、昨年9月のキリンチャレンジカップ2018に招集された日本代表選手の協力を得て実施したJFA災害復興チャリティーオークションの売り上げにより集まった金額、6,526,892円の使途が報告されました。使途については復興支援委員会(11月19日)で協議され決まったもので、岡山県、広島県、愛媛県、大阪府、北海道の5箇所の施設のゴールや照明の設置、グラウンドの復旧工事に充てられることとなります。