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2019年度第8回理事会を開催
2019年09月13日
日本サッカー協会(JFA)は9月12日、東京・文京区のJFAハウスで第8回理事会を開催しました。
理事会では、皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会の上位3チームに与えられる強化費を、現在開催中の第41回大会から増額することが承認されたほか、FIFA女子ワールドカップ2023の招致活動の継続、女子リーグのプロ化における検討状況などについて報告されました。また、現在、開催されている天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会の準々決勝から追加副審(AAR)を採用することも報告されました。
皇后杯の表彰についてはこれまで表彰状やメダルのほか、優勝チームに300万円、準優勝チームに100万円、3位チームに50万円の強化費が贈られていましたが、今大会からそれぞれ1000万円、500万円、300万円に増額されます。
強化費増額が、クラブや選手のモチベーションを上げ、それによって高レベルな試合が増えることで大会の認知度アップや観客の増加など好循環が生まれることが期待されます。2020東京オリンピックや日本が招致を目指している2023年のFIFA女子ワールドカップを控えていること、また、前述した通り、女子リーグのプロ化も検討されていることもあり、国内女子サッカー最高峰の皇后杯をよりレベルの大会にすることで、女子サッカー全体の水準向上と普及・育成を推し進めていきたいとしています。
2023年の女子ワールドカップについては、FIFA女子ワールドカップ2023の参加国数が24から32に拡大され新たな要件が加わったことから、2023FIFA女子ワールドカップ日本招致委員会(8月28日開催)で招致活動の継続について再協議し、これまで通り、招致活動を継続することを決定。今回の理事会で追認されました。
女子リーグのプロ化については、「女子リーグプロ化準備設立準備室」のメンバーが選任されたこと、また、新リーグに関する様々な知見やアドバイスをいただくアドバイザリーコミッティーを設置することなどが報告されました。アドバイザーにはサッカー関係者のほか、元女子サッカー選手、また、他競技の女性アスリートなどを含む多くの識者の皆さんに加わっていただくことになっています。
そのほか、AFC U-20フットサル選手権2021への目指すU-20フットサル日本代表の監督に、フットサル日本女子代表監督を務める木暮賢一郎氏が就任したことが報告されました。GKコーチは内山慶太郎氏、フィジカルコーチは下地達郎氏が引き続き務めます。チームの活動期間は、2019年9月12日から2021年5月30日までの予定です。