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JFA夢フィールド 故高円宮殿下の宮号を冠し、「高円宮記念JFA夢フィールド」に決定
2019年10月29日
日本サッカー協会(JFA)は、故高円宮殿下の、日本サッカー界におけるご功績を後世に伝えるため、「JFA夢フィールド」にその宮号を冠し、「高円宮記念JFA夢フィールド」とすることを決定しました。
名称
高円宮記念JFA夢フィールド(英語表記:Prince Takamado Memorial JFA YUME Field)
施設について
高円宮記念JFA夢フィールドは、JFAが提唱する「選手育成・代表強化・指導者養成の三位一体+普及」の拠点として、千葉県立幕張海浜公園内に建設中です。日本代表のトレーニングや選手育成、指導者/審判員等の人材養成に利用されるほか、サッカーに関する情報の発信基地として、また、サッカーを通じた国際交流、社会貢献の拠点としても利用され、日本サッカーの継続的な強化と普及を支えていく施設となります。
宮号を冠することをご承認いただいた経緯
JFAの初代名誉総裁を務められた高円宮殿下(就任期間:1987~2002年)は、若い選手の育成とフェアプレーの重要性を唱えられ、また、2002年FIFAワールドカップの開催にあたっては日本と韓国が共催する意義を説かれるなど、日本サッカーの進むべき道を示してくださいました。日本サッカーの発展に心を砕かれ、我々の背中を押し続けてくださった殿下に深く感謝するとともに、そのご遺志を未来に継承したいとして2019年4月1日、JFA夢フィールドに殿下の宮号を賜ることをお願いし、現名誉総裁であられる久子妃殿下よりご承認いただきました。これを受け、同年6月20日、宮内庁より承認について正式な回答を受けました。
対象となる区域
高円宮記念を冠する施設は、天然芝ピッチ2面、人工芝ピッチ1面、フットサルアリーナ、クラブハウス棟及び芝管理棟等のJFAのサッカートレーニング施設があるエリアとなります。
施設の供用開始予定
2020年4月上旬予定