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JリーグU-21選手出場奨励ルールを導入

2019年12月19日

公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)と公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、2020年の明治安田生命J2リーグおよび同J3リーグにおいて、「JリーグU-21選手出場奨励ルール」を導入します。
これは、シーズン中におけるU-21年代の日本人選手の総出場時間の基準値を定め、基準値を超えたクラブに奨励金を支払うことでU-21選手のリーグ戦出場を促そうというもので、次代の日本サッカーを担う優秀な選手を輩出することを目的に導入するものです。
JFAの技術委員会は2018年のFIFAワールドカップロシア大会後、FIFAワールドカップでベスト4以上の成績を挙げることを目標に、才能のある若手選手がより競争力のある環境で経験値を上げていくことをアクションプランの一つに掲げました。一方、Jリーグも「2030フットボールビジョン」の中で「世界で最も人が育つリーグ」を掲げており、両者が連携して若手選手の育成・強化を図ることで、優秀な選手を途切れることなく育成・強化し、日本代表、Jリーグ共に世界トップレベルの実力を有する存在に成長させたいと考えています。
同ルールの詳細は下表の通りです。

JリーグU-21選手出場奨励ルール

概要 シーズン中の21歳以下日本人選手の総出場時間の基準値を定め、基準値を超えたクラブに奨励金を支払う
奨励金 J2:1クラブあたり300万円、J3:1クラブあたり200万円
基準値 明治安田生命J2リーグ:年間3,780分以上(目安:90分×42試合)
明治安田生命J3リーグ:年間3,240分以上(目安:90分×36試合)
対象大会 明治安田生命J2リーグ、明治安田生命J3リーグ
※天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会、JリーグYBCルヴァンカップ、J1参入プレーオフ、等は含まない
対象選手 当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手
※特別指定、2種登録選手を含む
その他 ゴールキーパーの出場時間は2倍換算する
シーズンを通して出場時間を算入するため、代表招集やケガ等の場合の時間算入等の特例措置は設けない
明治安田生命J3リーグに参戦するU-23チームは本施策の対象外とする
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