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2020年度 第2回理事会を開催
2020年02月14日
日本サッカー協会(JFA)は2月13日、JFAハウスで第2回理事会を開催し、欧州にJFAの拠点を設置することや天皇杯JFA全日本サッカー選手権でVAR(ビデオアシスタントレフェリー)を導入することなどについて話し合いました。
現在、欧州でプレーする約50人の選手がSAMURAI BLUE(日本代表)やU-23日本代表にリストアップされており、最近では、スターティングメンバー全員が海外クラブに所属する選手で占められるなど、代表チームの中核を担っています。
所属チームとの良好な関係は選手が代表チームで活動する上で非常に重要であり、選手のコンディションやけがの状態などをしっかり把握してその時々の状況で代表招集の交渉を行う必要があります。
そこでJFAは、欧州にオフィスを開設し、選手とクラブとのコミュニケーションをサポートしたり、選手のメディカルケア、試合視察など、欧州で活動する選手のサポート体制を強固にしていくことを決めました。
オフィスの名称は「Japan Football Association Europe Office」。4月以降に開設する予定で準備を進めています。
設置場所は、選手や常駐スタッフにとってアクセスがよく、また、日系企業との連携が図れ、オフィス開設の手続きがしやすいことなどを考慮の上、選定することにしています。
理事会ではそのほか、天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会の準決勝と決勝でビデオアシスタントレフェリー(VAR)を採用すること、また、「女子サッカーデー」の一環として、3月5日(木)に東京都内のホールで開催される「国際女性デーシンポジウム 女性×スポーツ×生き方~サッカーと共に歩む女性から自分らしい生き方を考える~」(主催:文京区)に協力することなどが報告されました。
女子サッカーデーは、「国際女性デー」に合わせて3月8日にすることを昨年5月の理事会で決めたもので、毎年3月8日前後に全国各地で各種イベントを開催し、女子サッカーの普及を推進するとともに、女性活躍社会の実現に向けてさまざまな働きかけをしていくことにしています。