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2022年度JFA女性リーダーシッププログラム 第3モジュールを開催

2022年08月08日

2022年度JFA女性リーダーシッププログラム 第3モジュールを開催

8月6日(土)、7日(日)の2日間にわたって、JFA女性リーダーシッププログラム 第3モジュールが開催されました。
本プログラムは、「サッカー界・スポーツ界を牽引する女性役員・経営人材を育成すること」を目的にJFAと公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)が共同で2020年に開設し、今年が3期目の開催となります。47都道府県サッカー協会やWEリーグクラブ、Jリーグクラブなどで役員・経営層・その候補者として活躍する女性12名が全国から集い、ともに学んでいます。
本プログラムでは、講義の柱として「ジェンダーを理解する」「マインド変革」「経営リテラシーの獲得」の3つを掲げており、第3モジュールでは「経営リテラシーの獲得」に関わる講義を重点的に実施しました。
初日は企業の役員・経営層の方々をお招きし、「サッカーと企業のCSV経営」「組織づくり」「人材育成」「リーダーシップ」などをテーマに、講義を受けました。その中でBリーグ理事・サイボウズ株式会社執行役員人事本部長の中根弓佳さんからは、ご自身のキャリアを振り返りながら「リーダーシップ」についてお話を頂き、受講生たちはリーダーシップの形は一つではなく、自分らしいリーダーシップを発揮することの重要性を学びました。
また、2日目の午後にはWEリーグ理事の佐伯夕利子さんから、リーダーとしてチームを作っていく上での、自己理解やセルフマネジメントの重要性を学び、受講生にとっては改めて自分自身やキャリアについて振り返る機会となりました。

本年度は、2日間の講義終了後にメディアブリーフィングを行い、プログラムの周知を図るとともに、受講生たちが学びをアウトプットする場を設けています。記者の方々の鋭い質問に答えることで、受講生たちが講義で得た知見や自らの考えを整理・言語化し、さらに自らの学びや気づきを深めていく様子が見て取れました。

10月に開催する最終モジュールでは、個人課題・グループ課題の発表を行います。2ヶ月の間にこれまでの学びを活かして準備を行い、5ヶ月にわたる本プログラムの成果を発表します。

受講生コメント

山岸佐知子 審判委員会 副委員長(公益財団法人日本サッカー協会)
今までオンラインで受講してきましたが、今回初めて対面で講義に参加することができました。
第3モジュールでは、「女性だから・・・」ではなく、性別にかかわらずリーダーが求められる資質や能力について学ぶことができました。今の立場ですぐに発揮できる学びばかりだったので、明日から実践していきたいと思います。
特に学びが深かったのは、リーダーとして、自分がマネジメントできる範囲でチャレンジを起こしていくことや、自分とは異なる人に対して意見を聞く際の対話の仕方です。

風間理佐 さん(一般社団法人日本女子サッカーリーグ)
プログラムでは、今まで自分がふれてこなかった知識や考え方に接し、とにかく学んでいる、という状態です。
特に今回の第3モジュールについては「リーダーシップ」についての講義が印象に残っています。これまで、リーダーシップというと、先頭に立ってメンバーを率いていくもの、という型にはまった考え方をしていましたが、今回の講義を受講し「自分なりのリーダーでいいんだ、と講師の皆様から背中を押してもらうことができました。

高橋薫 さん(ジェフユナイテッド株式会社 ユナイテッド事業部)
今回のモジュールでも多くの気づきを得ることができました。私が印象に残ったのは「リーダーシップ論」です。これまで私自身が、「女性活躍」について特に意識をしてこなかったのですが、意思決定層の中に女性を含む多様性があることの重要性や意義を感じることができました。この講義ではその背景を学べているため、このような納得感を得られたのではと思います。これから自分自身がどのようなアクションを起こしていけるか考えさせられる機会となりました。

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