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2023年度 JFA第2回理事会を開催
2023年02月10日
日本サッカー協会(JFA)は2月9日、JFAハウスおよびオンラインで第2回理事会を開催しました。
理事会では、2月6日にトルコ南部で起きたマグニチュード7.8の地震で被災した地域の一刻も早い復旧を願い、トルコサッカー協会とシリアサッカー協会に支援金としてそれぞれUS$20,000を寄付することが決定しました。
また、財務委員会とコンプライアンス委員会の委員長を務めていた須原清貴理事に代わり、財務委員会の委員長に宮本恒靖専務理事を、コンプライアンス委員会の委員長に山口香理事を選任しました。
JFAの新たな取り組みとなる「アクセス・フォー・オール(Access for All、以下AfA)構想」についても協議され、2024年1月の「アクセス・フォー・オール宣言(仮)」とアクションプランの作成に向けてワーキンググループを設置することが決まりました。
先のFIFAワールドカップカタール2022でも全64試合でアクセシビリティに対応した観戦シートが用意されていましたが、国際サッカー連盟(FIFA)は、「アクセス・フォー・オール(スタジアムのガイドライン)」を策定してそれを推進。イングランドサッカー協会もLGBTQや女性、障がい者などを対象にしたさまざまな戦略を打ち出しています。
JFAは2014年に「JFAグラスルーツ宣言」を行い、誰もが生涯にわたってサッカーを楽しめる社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めてきました。
今後は、国際的な動向も踏まえ、「アクセス・フォー・オール宣言(仮)」の下で、LGBTQや障がい者、外国人(人種)、社会経済階級(貧困)などあらゆるマイノリティーを含むサッカーファミリーが、当たり前にサッカーにアクセスできる多様な機会と選択肢を届けたいとしており、JリーグやWEリーグなどからメンバーを選出するなど組織横断的なワーキンググループを編成して具体的な議論を進めていきます。
そのほか、FIFAフットボールエージェント規則の改正に伴い、「仲介人に関する規則」に定める運用を変更することも承認されました。
第2回JFA理事会の詳しい内容は、理事会資料(こちら)をご覧ください。