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5連覇を目指す東京Vや開催地代表の明石が初戦を突破 JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会

2023年09月09日

5連覇を目指す東京Vや開催地代表の明石が初戦を突破 JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会

JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会が9月8日(金)、兵庫県の明石市大蔵海岸で開幕しました。大会初日には1回戦が行われ、ベスト8が出そろいました。

ノックアウト方式の第1試合で、いきなり強豪同士が激突しました。前回決勝で顔を合わせた東京ヴェルディBS(関東1/東京)とソーマプライア沖縄(九州3/沖縄)の対戦です。開始早々に警告が出たように、随所で激しい肉弾戦が繰り広げられました。第1ピリオドにシュート数で上回ったのはソーマプライアでしたが、ベルナルド・ボテーリョ選手が先制、山田貴仁選手が鋭い反転から追加点と、ゴールを奪ったのは東京Vでした。いずれのピリオドもソーマプライアの方がシュート数は多く、江黒力選手が低弾道のFKを豪快に突き刺しましたが、東京Vが3-1で5連覇へ一歩前進しました。

この日のラストゲームも熱戦となりました。初出場ながら赤熊卓弥選手ら日本代表を擁するラソアペーゴ北九州(九州1/福岡)と、地元のBSC明石アレイア(開催地/兵庫)の対戦です。赤熊選手に先制点を決められた明石ですが、気落ちせずにすぐさま反撃。GK山本哲也選手の2ゴールなどで逆転し、一時はリードを3点に広げました。

しかし、北九州が第3ピリオドに立て続けに得点し、一気に試合を振り出しに戻しました。決着がつかず延長戦に突入すると、残り1分を切ってから赤熊選手のハットトリックとなるゴールで、北九州がついに逆転。それでも明石が気持ちを切らさずに追いつきPK戦へ持ち込むと、2得点のGK山本選手が今度は2本をセーブ。明石が熱戦を制して、準々決勝へ進みました。

大会2日目には準々決勝と準決勝が行われ、ファイナリスト2チームが決まります。

選手コメント

坪谷亮太 選手(ソーマプライア沖縄)
ヴェルディ対策を練って、運動量を高く保って前からプレスを掛ける守備を意識しましたが、その上を行かれた印象です。7年近く無敗のチームに勝ちたいと、この試合に懸けていたので残念です。以前ほど力の差はないと思いますが、勝負強さや決定力ではやはりまだ負けています。でも僕たちは日本一、さらに世界一を目指しているので、その目標に向かって、また積み上げをしていきます。

石川和哉 選手(トリコロール?)
昔からあるチームですが、世代交代して2013年以来となる出場を果たせました。ヴィアティン三重に初めて勝って、地域予選を突破できました。その試合も今日のような逆転勝利でしたが、これほど点が入る試合は珍しいです。みんな仕事があるので集まれる日は限られているのですが、しっかり練習して今大会に臨めたからだと思います。勝てましたし、僕自身も3点取れて良かったです。この先も、一戦ずつ勝っていければと思います。

根倉圭史 選手(ドーサルM.FC/アシヤ)
リズムが悪い時間帯もありましたが、みんなで声を出し合ってやれば自然と追加点は取れるだろう、と話していました。雰囲気良くやれた結果だと思います。ラグビーの日本代表トレーナーとしてワールドカップに行っている選手など、来られないメンバーのためにも勝てて良かったです。次に対戦する相手(レーヴェ横浜)には去年、大差で負けました。日本代表選手が多いチームを相手にどれだけできるか、胸を借りるつもりで思い切りいきたいです。

山本哲也 監督兼選手(BSC明石アレイア)
今日の相手には、今年4月にPK負けしていました。今日はリードを広げながら自滅した感がありましたが、チームの雰囲気は良かったと思います。最近の公式戦ではチームとして思うようにできず、僕自身も1点しか取れていなかったのですが、割り切ってやってきたことを出したことが結果につながったと思います。PK戦も「チャンスをもらった」という気持ちで臨み、しっかりものにできました。試合は続くので、また1つずつ勝っていきます。

大会日程:2023年9月8日(金)~2023年9月10日(日)
大会会場:兵庫県/明石市大蔵海岸

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映像配信:「JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会」では、ハイライト、決勝フルマッチディレイ配信をJFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」にて配信いたします。

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