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全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会にて、JFA公認指導者リフレッシュ研修会を実施

2015年08月05日

全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会にて、JFA公認指導者リフレッシュ研修会を実施

7月25日(土)から31日(日)の間、J-GREEN堺(大阪府堺市)にて「第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会」が開催され、期間中、併せてJFA公認指導者リフレッシュ研修会を行いました。

擬似指導を行う「指導実践」を含む7月28日(火)開催分には16名、試合観戦をメインとした7月31日(金)開催分には22名が参加しました。

7月28日(火)はガイダンスの後、ピッチサイドで試合を観戦。その後グループごとにゲーム分析を行い、その分析内容を基にトレーニングメニュー作成したのち、指導実践も行いました。

7月31日(金)はメインピッチにてJFAアカデミー福島(東海1/静岡)とセレッソ大阪堺ガールズ(関西2/大阪)の決勝を観戦し、その後各グループごとにディスカッションを実施。また6月、7月に行われたFIFA女子ワールドカップや昨年行われたFIFAU-17女子ワールドカップ、U-20女子ワールドカップの分析から、世界のトレンドと日本の課題についての報告がありました。

参加者コメント

神庭力 氏(7/28参加)
当初、あと1ヶ月の間に20ポイントを取得しなくてはならないという焦りのみでこの講習会を受講しましたが、U-15年代の女子の白熱した全国大会を見学することができました。その試合の中から課題の抽出、グループでのディスカッション、トレーニングテーマの抽出・内容の精選、そして指導の実践を行うという限られた時間の中で実のある講習会を受けることができ、本当に充実した時間を過ごすことができました。講師の方々からも暖かい助言をいただきすごく助かりました。

後藤剣 氏(7/28参加)
ナショナルトレセンコーチの嶋田正照氏を中心に、U-15年代のゲーム視察を通じ、特徴を把握すると同時に、克服すべき課題を共有、Japan's Wayを基軸とした選手育成とトレーニングの積み上げの共有がフォーカスされた内容でした。男子・女子の各カテゴリーの指導者の方々が参加し、課題に対する共有とディスカッションからとても多くのことを学ぶことが出来ました。また、暑い中、ご指導いただたスタッフの方々・参加者の方々との出会いにも感謝しております。

上原洋一 氏(7/31参加)
全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会決勝のセレッソ大阪堺ガールズ対JFAアカデミー福島の試合を現地で観戦し分析すること、そして、各年代の世界大会の分析、そこから世界の女子サッカーのトレンドを知ることが、今回の研修の内容でした。私が指導しているカテゴリーの女子選手の全国大会決勝を観戦分析することは、自分のチームとの差や違いを見ることができて良かったです。また他の指導者の皆さんの意見も聞くことができ、刺激になりました。

そのあとの世界の女子サッカーのトレンドやなでしこジャパンがどの位のレベルかという話は、育成年代の課題と結びつけることができました。さらにこれからの日本サッカーの目指すものをJapan's Wayという考え方で、示すことはとても大切だと思いました。今日の研修はあらゆる点からサッカーを考えさせられました。学んだことを今後自分の指導にも活かしていきたいと思います。

井上奈美 氏(7/31参加)
試合分析に苦手意識があり、心配もありましたが、わかりやすいガイダンスのおかげで、集中して試合視察を行うことができました。さまざまな種別の指導者の方々とディスカッションもでき、いろいろなことを感じ、たくさんの気づきを得ることができました。講師の方々のお話はとてもわかりやすく、講義の内容も現場に行かせるような伝え方をしていただありがたかったです。この研修を現場で生かせるように頑張りたいと思います。

 

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