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今年新設の「フットサルA級コーチ養成講習会」後期を実施
2017年11月07日
10月30日(月)~11月3日(金・祝)の5日間、神奈川県箱根町の星槎レイクアリーナ箱根とホテル箱根パウエルにて、フットサルA級コーチ養成講習会の後期を開催しました。
フットサルA級ライセンスで目指すコーチ像は、「日本のトップレベルで活躍できる指導者」「フットサルC級、B級で学んだ基礎知識を発展・応用できる指導者」であり、日本のフットサル指導者のリーダーとしてJFAの強化方針、指導者養成方針を理解し、さらに推し進めていくことができる指導者です。
今年4月から始まった前期7月に行われた中期に引き続き今回最後となる後期では、 JFAフィジカルフィットネスプロジェクトの安松幹展氏が講師となり前回中期に作成し 受講者各自が「間の学習」でブラッシュアップさせたフィジカルトレーニングメニューを実践しました。2日目以降の指導実践では、これまでの講習会で学んだことを、総合的にアウトプットする場となりました。最終日には、日本体育協会共通科目の筆記試験を行って、集合講習全てのカリキュラムを終えました。
講師コメント
在原正明 JFAフットサルチーフインストラクター
第1回目となる本年のフットサルA級コーチ養成講習会が実り多きものとなったのは、「日本フットサルへ自分自身を捧げたい」という全員の共有された想いから日々発揮されたハードワークやチームワークの姿勢が基盤として存在したからでした。今回、私たちは主に専門コーチ分野として以下のことに取り組みました。
・ベンチワーク(ミクロサイクルの準備、スカウティング、スタッフ連携の手法や手順など)
・プレーモデルを構成するプレーシステム設計手法を用いたプレーブックの作成
・戦術的プランニング(プレシーズンまたはインシーズンの主にメゾ~ミクロサイクル構築)
・フィジカル・フィットネスや心理学的手法を用いた統合的方法論のオーガナイズおよびコーチングの向上
徹底的な言語化とアウトプットに取り組んだ今回のフットサルA級講習会でした。ただ、そのような努力の先に発行されるA級ライセンスであっても、その存在自体が私たちを高めてくれることは決してありません。これからは私たち自身の取り組みによってA級ライセンスを含むフットサルコーチライセンス自体の価値を高めていくことが必要になります。その「使命を担う一員であること」に自身を奮い立たせ、また関わる人々に誇りを感じてもらえるよう日本のフットサル界を押し上げていくリーダーの一員として活動を続けていくためのコーチ養成の場として、フットサルA級全日程が無事に終了したことを喜ばしく思います。
今後も、多くの方に関心を寄せていただき受講へと歩みを進めて頂けることを期待しております。
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