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S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートvol.10 堺陽二さん

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2018年10月15日

S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートvol.10 堺陽二さん

S級集中講習 第10週目:10月9日(火)~10月11日(木)
中期も残すところ2週となりました。

今週は栃木ウーヴァの堺陽二さんからご報告します

今週の担当:堺陽二 さん

中期国内集中講習会も第10週にまで差し迫って参りました。今週も様々な分野から多くの学びを得られたことに感謝いたします。

9日(火)は北岡俊明先生によるディベート講座からの始まりです。前期にもご指導いただき先生から醸し出されるその独特の空気感により、受講生一同が緊張の面持ちでこの日に挑みました。

「指揮することは言葉である」・「勇将のもとに弱卒なし」

これからチームを授かり先導する者たちへの重要な格言が次々と発せられます。受講生たちも一語一句聞き逃すまいと引き込まれていきました。

ディベート実習では予め出されていたテーマについて、入念な下調べと準備に膨大な時間を費やして参りました。そしてお互いが定義した論理がぶつかり合うのです。全否定か全肯定、信念を貫く主張をいかに論理的に伝えるか今後の指導現場で生かされる重要な学びでした。

10日(水)午前中は指導実践を行いました。この日もまた江戸川大学サッカー部と三菱養和スタッフの皆様のご協力のもと、質の高い実践が出来ました。この場をお借りして感謝申し上げます。

午後からは田嶋会長による世界を目指す日本サッカーと題し熱い講義の始まりです。その中でもロシアW杯で日本代表がフェアプレーの精神で、ロッカールームを綺麗に掃除し世界から称賛されたエピソードなどを聞き、指導者として引き継ぐべき精神だと感じました。

続いての講義は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の天野春果先生によるクラブマネジメント論です。実際、先生が川崎フロンターレで実践された数々のプロモーションを例にお話しいただきました。現場の監督や選手に理解してもらうための様々なアプローチがあったというエピソードも交えた大変興味深い講義でした。

この日を締めくくる講義は鈴木淳インストラクターによるプロフェッショナルコーチング論です。監督としてどうチームをマネジメントしていくか、ご自身の体験談は誰もが聞きたい内容になりました。

11日(木)午前中は引き続き指導実践です。

午後は原田宗彦先生によるスポーツマーケティング論です。サッカークラブがもたらす地域活性化と地域創生、改めてスポーツが秘める無限の可能性を感じる講義となりました。

いよいよ中期も残り1週になりました。受講生も指導実践による身体の痛みが若干ございますが、何事にも最後まで全力で取り組んでより良い講習を皆で作り上げてまいります。

次回は我らが隊長こと坂本將貴(ジェフユナイテッド市原・千葉)がお伝えします!

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