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2019年度 ゴールキーパーB級コーチ養成講習会[第1コース]を開催
2019年02月08日
1月23日(水)~27日(日)の5日間、茨城県鹿嶋市の鹿島ハイツスポーツプラザで、2019年度ゴールキーパーB級コーチ養成講習会[第1コース]を開催しました。本コースは、2名のJFA GKインストラクターが担当し、全国各地から集まった29名の指導者が受講しました。
*ゴールキーパーB級コーチ養成講習会は、年に2コース開催しています。(2019年度の募集は終了しています)
参考:http://www.jfa.jp/coach/news/00018990/(2019年度 ゴールキーパーB級コーチ養成講習会 開催要項)
インストラクターコメント
川俣則幸 チーフインストラクター
本コースにおいて、GK専門講義では「GK指導理論」「GKの一貫指導」「トレーニングの構築」「JFA GK育成報告」が取り上げられました。一貫指導では6グループに分かれ、日本のユース年代の課題について、テクニック、フィジカル、メンタルなど6つのテーマについてグループディスカッション、発表、そして活発な質疑応答が行われ、「日本のGK育成の現在」を共有することが出来ました。また、改めて受講生の「指導者としての熱」を共有することが出来ました。指導実践では、受講者が互いに指導者役と選手役を行い、ユース年代で身につけるべきテクニックをテクニック、ファンクショントレーニングと、ゲーム形式で行い、指導力の向上に取り組みました。受講者が講習会で経験し学んだことを今後の選手育成に活かし、それぞれの指導の現場でご活躍されることをお祈りいたします。
受講者コメント
井口裕規さん(京都市立洛南中学校)
GK-B級を受講して今後の自分のGK指導に対する意欲が激増しています。今までは自分の経験を頼りに選手を指導していたので、自分自身が半信半疑に指導していましたが、今回2名のインストラクターから指導実践や指導理論など学ばせて頂き、今では自信を持って指導することができています。また、一緒に受講されていた全国から来られていた指導者の方々28名から多くの刺激をもらい、高い意識と意欲を持って5日間過ごすことができたことも今回受講して大変よかったと実感したことであります。今後は目の前にいる選手から日本を代表する選手を育てるという大きな夢を持ち指導に励んでいきます。ありがとうございました。
磯上まみさん(セレッソ大阪アカデミー)
今回はGK-B級指導者養成講習会を受講する機会をいただけたことに感謝申し上げます。全国各地から同じ志を持つ指導者が集まりましたが、受講生の中で女性GKコーチが私一人だけでした。しかしサッカーにおいての指導現場で、男女ではスピードやパワーの差はあるものの、ミスが起こった現象を観る、聴く、感じることに性差はないと思います。自分自身にもそう言い聞かせるようにこの指導者養成を受講しました。コースガイダンスでレクチャーがあった通り、オープンマインドでコーチとしての資質を上げる為に集った受講生なので、分け隔てなく接していただき議論することができました。実際に実践をやってみると至らない点が多々あり、フィードバックされ後からの気づきになってしまいましたが、他の受講生の実践を見て様々な言葉掛けやシンクロでの促し方など学ぶことができたので、自チームに持ち帰り選手に還元したいと思います。次のライセンスに向け、現場で選手からも学び続け、そして選手の為に常にインプットし続けたいと思います。
結城慎悟さん(ノルブリッツ北海道FC)
受講のきっかけは、各年代の選手や指導者への指導をして行く中で、自分に足りないものが多くあり、指導力のブラッシュアップをしなければならないと感じたからです。当講習会で担当してくださったインストラクターや、各地域から集まった指導者の選手育成に対する考えや、指導方法などを学ぶこができ非常に有意義な講習会でした。指導者は「学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない」とあるように、指導者である以上学び続け、今回の講習会での学びや各地域の指導者との出会に感謝し、この経験を選手や指導者の育成に微力ながら貢献し続けて行きたいと思います。