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S級コーチ養成講習会2019 Module2・集中講習④ 受講者レポート Vol.5
2019年06月17日
S級コーチ養成講習会2019 Module2
第2週目は小田切道治さん(カターレ富山)のレポートをお伝えします。
Module2 集中講習④
期間:6月10日(月)~6月13日(木)
6月10日(月) | 午後:ブレインストーミング②(京都大学・宇佐美誠氏)、プロフェッショナルコーチング論(フロリダ州立大学・今泉守正氏) |
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6月11日(火) | 午前:指導実践 午後:競技規則・審判と技術の協調(JFA審判委員会小川佳実委員長、Oliver Raymond副委員長)、プロフェッショナルコーチング論(石井正忠氏) |
6月12日(水) | 午前:指導実践 午後:規約・規定、基本的な医学知識とドクターとの連携(JFA医学委員・加藤晴康氏) |
6月13日(木) | 午前:トレーニング視察(横浜F・マリノス) 午後:プロフェッショナルコーチング論(眞藤邦彦氏)、指導実践振返り |
今週の編集担当:小田切道治さん
カターレ富山の小田切道治です。2019S級コーチ養成講習会は、6月3日からModule2(国内集中講習③)が始まりました。今回は6月10日から始まった、Module2国内集中講習④について報告させて頂きます。
前回レポートで宮沢さんが“仲間”になってきたと言うように、受講生同士の会話の中にサッカーの深い話は勿論、家族や趣味の話など本当に“仲間”になってきていると感じています。
今週は指導実践が1日少なかったですが、非常に実りの多いものとなりました。先週の指導実践での課題の一つでもあった、スパーリングチームに対する働きかけについて、課題を克服するセッションが増え、監督役を中心とした、グループの練り上げられた指導計画により更にレベルが上がったと感じました。今週でた課題に対して、来週以降の実践の中で改善しレベルアップしていきたいです。
そして今回の講義ですが、まずはブレインストーミング②「組織のなかの自分」というテーマでした。それぞれの考え方の違いはとても参考になりましたし、何より宇佐美先生の受講生1人1人の意見をまとめる能力には本当に驚き、凄さを感じました。またプロフェッショナルコーチング論では今泉氏、石井氏、眞藤氏それぞれのお話の中でコミュニケーション能力の大切さ、チームが同じ方向に向かうための秘訣、プレーモデルがあるからこそプレーを理解し、見るものも整理されるなどとても深い話をしていただきました。
医学の講義では、怪我の“治りにくい順番”や“痛みが強い順番”などこれまで特に意識したことがない事を講義を通して知る事が出来ました。その他にも競技規則についてや、審判員との関係性、規約・規定など現場以外の学びも非常に多く充実した毎日でした。
横浜Fマリノスの練習視察では、休む時間が少なく、スピーディーで無駄のないトレーニングに驚かされました。練習後にはポステコグルー監督からトレーニングの意図や質疑応答の時間が設けられ、監督の「日々止まることなく情報を得て成長していく」という言葉が、深く心に響きました。暑い日で練習後にも関わらず丁寧に対応してくださったポステコグルー監督、横浜Fマリノスの関係者の皆様、ありがとうございました。
今回も講義や視察、指導実践の中で多くの学びや再確認、新たな気づきを頂きました。
自分自身とこのグループが成長できるよう、しっかりとまとめ次に活かしていきたいです。
次回は朝倉吉彦さん(中京大学)に伝えていただきます。
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