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S級コーチ養成講習会2020 Module2・集中講習④ 受講者レポート Vol.6

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2020年10月13日

S級コーチ養成講習会2020 Module2・集中講習④ 受講者レポート Vol.6

5日間の短期講習が終了し、オンラインでのModule2・集中講習会がスタートしました。
今週はオンライン講義の特性を生かし、スペインからウナイ・エメリ監督(ビジャレアルCF)に貴重なお話しを伺うことができました。

Module2・集中講習④

期間:10月5日(月)~10月8日(木)

10月5日(月) 人材育成マネージメント 広上淳一(東京音楽大学 教授)、短期講習②振返り
10月6日(火) Jリーグアカデミーの取組み 増本伸弘(Jリーグフットボール本部)
プロフェッショナルコーチング論 大岩剛(S級インストラクター)
10月7日(水) スポーツマーケティング 原田宗彦(早稲田大学スポーツ科学学術院教授) 
JFAの取組み・ユース育成 池内豊(JFAユース育成ダイレクター)
プロフェッショナルコーチング論 ウナイ・エメリ(ビジャレアルCF監督)
10月8日(木) プロフェッショナルコーチング論 曺貴裁(流通経済大学)

次週は田邊友恵さん(ノジマステラ ドゥーエ(U-18)監督)よりお伝えします。

受講生コメント

小林慶行 さん
Module2のオンライン講習第1週目は、今までで1番講習の多い1週間でした。
早稲田大学の原田宗彦先生のスポーツマーケティングでは、そもそもスポーツとは遊びであり、勝利至上主義と快楽至上主義のバランスが非常に大切だということ。その中でJリーグチームにおけるGMの役割や、スポーツイベントがどの様に成り立っているのか、今、面白い企業はどの様なことをやっているのかなど幅広く学ばせて頂きました。
Jリーグフットボール本部の増本さんによる“Jリーグアカデミーの取り組み”と、池内インストラクターによるJFAの“ユース育成”においては、“いい選手を育てる”という共通の目的を持った中、それぞれがその為に今までやってきたこと、これからやろうとしていることを教えて頂きました。その中で受講生とかなり熱いディスカッションもありましたが、選手たちの成長の為にもより良い環境を作ることが重要です。そして、それを実現していくには“熱”が1番大切だと改めて感じた時間でもありました。
プロフェッショナルコーチング論ではS級インストラクターの大岩剛さん、曺貴裁さん、そしてビジャレアル監督のウナイ・エメリさんにレクチャーをして頂きました。
シーズン中の忙しい時期にも関わらず、ヨーロッパのタイトルを取り、PSGやアーセナルといったビッグクラブを率いた監督の話を聞けること、直接質問出来ることなどなかなかありません。大変貴重な機会を頂きました。監督を始めたきっかけから、監督としてどの様なことを大切にしているのか、オファーを受けた時に必ずそのチームの会長に聞くことなど、多くの質問に答えて頂きました。
曺さんからはご自身の経験を伝えて頂きました。今、大学生を指導することで気付くことがあり、指導者として幅を広げられているということも興味深い話でした。
「日本サッカーを最前線で引っ張るという意識を持つこと。S級を取るという事はそういう事だ」 という言葉が大岩インストラクターのプロフェッショナルコーチング論の中で1番心に残っています。
個人的に印象深いのが東京音楽大学の広上淳一教授による人材育成マネージメントです。「指揮者」「指揮者を育てる」という仕事とサッカーの「監督」「指導者」の共通点の多さからたくさんのことに気付かされました。実際の講義の様子も映像で見せて頂きました。指揮者を目指す生徒さんたちが実際にオーケストラの前で指揮をとり、そのフィードバックをもらうという形の講義で、それは私たちの指導実践と同じ様な進め方でした。生徒さんたちからは“死刑台”と呼ばれているそうで、確かに先生方からの厳しい言葉も沢山ありました。その姿を見て自分たちに重ね合わせ、私たちは多くのフィードバックを貰える今こそ、沢山の気付きを得ることができ、自分を大きく成長させるチャンスだということを改めて感じています。
残された時間も約2ヶ月になりました。限られた時間を最高のものにするためにも、仲間と共にオープンマインドでTRYし続けて行きたいと思います。
最後になりますが、コロナ禍の中でS級コーチ養成講習会2020を開催して頂くことに尽力して頂いた関係者の皆様に感謝します。ありがとうございました。

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  • この事業はスポーツ振興くじの助成金を受けて行っています。
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