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ナショナルトレセンU-14 地域対抗戦をユース審判員が担当
2014年11月19日
2014年11月21日(金)からJ-GREEN堺(大阪)にて行われるナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦において、U-18のユース審判員が試合を担当します。
JFAでは、今夏の全日本少年サッカー大会でユース審判員育成講習会を開催しました。この講習会に参加した審判員は、その後も地元での審判活動を続け、上級審判員を目指し日々のトレーニングに励んでいます。
今回のナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦の開催に併せて、夏の育成講習会に参加したメンバーの中から12人の審判員を集め、「サッカーファミリーの一員としての審判員の基本的な姿勢や知識、技術の習得」を目的とした講習会を行います。その講習会のプログラムのひとつとして、地域対抗戦の主審を担当します。対抗戦では、11人制フルピッチの試合を主審のみの1人制審判で行う予定です。4日間の研修会では、審判技術の習得のみならず、技術の指導者などからのレクチャーを受講し、「サッカーの理解」や「論理的に思考する方法」を深めるトレーニングを行います。
JFAでは2005年度よりユース審判員の育成に取り組んでおり、全日本少年サッカー大会ではユース審判員が参加しているほか、レフェリーカレッジの卒業生の中には、現在Jリーグ担当となって活躍している審判員もいます。
U-14後期 地域対抗戦では、選手のみならず若き審判員にもご注目下さい。
主催者コメント
高橋武良 JFA審判委員会委員
現在、U-18(高校生年代)で審判員資格を持っている人は5万人を超えています。その中でもS2級審判員(U-18)の資格を有する者が6人、S3級審判員の資格を有する者が463人います。まだ選手としての活動が中心である時期に審判もやってみようとしている人たちに対し、JFAが直接指導する機会が夏の全日本少年サッカー大会1回のみで終わるのではなく、継続的に行えるよう昨年度からこの研修会を始めました。
選手だけでなく、審判として世界へ向けて飛び出したいと考えている若い年代の審判員がU-14の試合(フルピッチで11人対11人)を1人制審判で担当するなど、サッカーの面白さや醍醐味を実感しながら審判としての知識や技術を学べる講習会にしたいと考えています。また、全国にいるU-18審判員をどう育成していくかはJFAとして大きな課題です。この課題に取り組むため、今回の講習会にあわせて全国からインストラクターを集めています。単に審判員への指導法を学ぶだけでなく、ユース審判員の育成がどうあるべきかを考える機会となることを期待しています。