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JFA公認指導者リフレッシュ研修 [SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第24節 墨田vs仙台 ゲーム分析] 開催報告

2016年12月14日

JFA公認指導者リフレッシュ研修 [SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第24節 墨田vs仙台 ゲーム分析] 開催報告

フットサルのゲーム分析をテーマにしたリフレッシュ研修会が12月10日(土)、東京都の墨田区総合体育館で開催されました。この研修会の目的はFリーグの実際の試合の視察・分析を通じて、フットサルにおけるゲーム分析力の向上を図ることです。

今回はFリーグ第24節「フウガドールすみだ vs ヴォスクオーレ仙台」戦において、実際に試合の指揮を執ったフウガドールすみだの須賀雄大監督に、試合前の戦略に関するガイダンスと試合後にその振り返りをしていただきました。

普段はサッカーの指導をされている方も大勢参加し、「フットサルを観たことがなかったが興味が湧き、もっと知りたいと思った」「サッカーの指導にも生かせる所が多くあった」など受講された皆さんからポジティブな反応が返ってきた研修会となりました。

インストラクターコメント

小西鉄平 JFAフットサルテクニカルダイレクター
昨年から実施しているFリーグのコーチングスタッフによるリフレッシュ研修会の最大の特徴は、現役の監督やコーチが試合前の戦略ガイダンスと試合後のフィードバックを行うことです。今回はフウガドールすみだ 対 ヴォスクオーレ仙台の試合前に、フウガドールすみだの須賀監督に登壇いただき、仙台戦に向けての1週間の準備方法や試合における戦略についてお話をしていただきました。まず、「試合は生もの」という須賀監督のコメントが印象的でした。「あまり固定概念を持ちすぎると試合中の変化に気がつかず、見逃してしまう恐れがある。準備は完璧にしていてもそれとは違ったことが起きるのが試合だ」と常に考えているようです。

仙台の分析では、相手の守備のポイントを3つに分類しており、それぞれに対してフウガドールすみだがどのような攻撃をしていくのかを説明してくださいました。相手のゾーン守備に対して、素早いサイドチェンジを使うことで相手の守備を釣り出す狙いや、PIVOを2枚同時に使って相手がマンツーマンを強いられるようにすることなど、興味深い話をしていただきました。試合観戦後、監督からのフィードバックでは、質疑応答の時間をいつもより多く割き、受講者の皆様からも意見を引き出し、素晴らしい会となりました。このような貴重な機会を提供していただいたFリーグ、フウガドールすみだ、ヴォスクオーレ仙台の皆様に心より感謝を申し上げます。またお忙しい中ご参加いただきました受講者の皆様にも合わせて御礼申し上げます。

受講者コメント

武田茂広 さん
公式戦に臨む前の監督から、戦術・戦略を聞いた上でゲームを観て、そして試合後の検証を聞けるという研修会の仕組みはとても良いと思います。フットサルに関わる方々の熱意を感じます。是非続けていただきたいです。そして、須賀監督の明朗快活な姿勢、戦術を非常に分かりやすく説明してくださる力、監督としてのポリシーや選手に対する接し方など、とても素晴らしいと感じました。

廻将一 さん
普段は4種のサッカーの指導をしているのですが、フットサルをもっと取り入れていきたいと考えており、今回の研修会は非常に勉強になりました。須賀監督が、試合直前という貴重な時間にも関わらず、相手チームの分析を踏まえた戦術を選手に伝えるように受講者にお話をしていただけてとても良かったです。また、前回の試合後から今回の試合までのトレーニング内容はとても勉強になりました。1試合に対する準備の大切さを教えていただけました。今後の自分の指導に役立てたいです。本日は本当にありがとうございました。

松尾晋也 さん
対戦チームのスカウティングの分析のポイント、それを基にした直近1週間のトレーニングメニューの組み方、チームミーティングでの映像の見せ方・伝え方など、試合に向けての準備の進め方を深く知ることができました。また、ピッチ上で起きている現象に対するベンチワークの手法も深く学べ有意義な研修会でした。

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